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遊具関連ニュース
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- 2022年04月20日
- 公園のベンチの板が跳ね上がり座っていた女性がけが/長崎県佐世保市
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外部リンク:公園のベンチで板が壊れて跳ね上がる 座っていた女性けが。
・佐世保市が管理する公園で80代女性がベンチに座っていたところ、座板が壊れて跳ね上がり、女性は転倒してけが。
・壊れたベンチは老朽化していたため去年8月から「使用禁止」の張り紙を表示していた。
・しかし当時女性がベンチを使用した際には使用禁止の張り紙は外れていた。
・佐世保市公園緑地課は「公園管理を強化したうえで、老朽化したベンチの撤去や補修をするなどして再発防止に取り組んでいきます」と話している
- 2021年11月16日
- 遊具の隙間に挟まり重体の2歳男児が死亡/岡山県岡山市
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外部リンク:保育園遊具の隙間に挟まり重体 2歳男児が死亡 岡山
外部リンク:首挟まり重体の2歳児死亡
・岡山市の保育園で、複合遊具で遊んでいた2歳の男児が柱と柱をつなぐ柵の上にあいた10数センチの隙間に首を挟まれた。
・男児は意識不明の重体となり、その後亡くなった。
・男児はクラスメイトと一緒に複合遊具で遊んでいて、そばには保育士3人がついていた。
・この柵は子どもが遊具の柱の間を通り抜ける際に頭をぶつけないよう、保育園が遊具を製造会社に依頼して取り付けた。
- 2021年04月28日
- 防球ネット倒れ、児童死亡/宮城県白石市
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外部リンク:防球ネット倒れ、児童死亡 宮城・白石の小学校で放課後
外部リンク:倒れた支柱、32年前に設置か 児童2人死傷で市が調査
・小学校の校庭に設置された防球ネットの木製支柱が根元から折れ、小学6年生の児童2人に直撃し1人が死亡、1人があごの骨を折る重傷。
・ネットは校庭に埋め込まれた2本の木製の柱で支えられており、折れた支柱の高さは約6メートル、直径約17センチ、重さ約40キロで、留め具などで固定はされていなかった。
・設置時期の記録はなかったが、卒業アルバムなどから32年前と推定され、その後支柱を取り換えたかは不明。
・遊具に対しては年1回の点検を業者に依頼しているがネットは対象外で、職員が毎月1回点検していたがその点検時に異常は確認できなかった。
- 2021年04月26日
- 体育館のバスケゴール落下、中学生が顔にけが/福岡県北九州市
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外部リンク:体育館のバスケゴール落下、中学生が顔にけが 北九州
・中学校の体育館で部活の準備をしていた女子生徒にバスケットゴールが落下。
・ゴールの位置を調整するためにハンドルを操作していた際に高さ3メートルの高さからゴールが落下。
・教育委員会は壁にゴールを取り付けている溶接部分の部品が疲労により劣化していた事が原因とみている。
・ゴールは90年の体育館建築時から使用されているもので、毎年職員らによる黙示の点検が行われていたが溶接部分は対象ではなかった。
- 2021年04月21日
- 船型遊具 重さ6.1キロのハンドルが落下し2歳児が骨折/沖縄県宮古島市
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外部リンク:多目的広場の船型遊具 重さ6.1キロのハンドルが落下し2歳児が骨折 市長がおわび
・多目的広場にある木製船型遊具の付属品が落下し、2歳の幼児に落下。
・落下したのは重さ6.1キロのステンレス製のハンドルで、約1メートルの高さから幼児の足に落下。全治2か月の骨折。
・施設は設置から15年経過。市は毎月点検をしているが何らかの理由でボルトの締め付けが緩んでいたとみている。
・事故を受けて遊具を使用禁止として、市が管理する全施設の確認作業を進めている。
- 2021年03月26日
- 事故相次ぐ遊戯施設トランポリン器具
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外部リンク:ルール守っても…事故相次ぐ遊戯施設トランポリン器具 医師警鐘
・遊戯施設に設置されているトランポリン用器具で事故が多発している。
・治療にあたる医師からは「利用者が気をつけるだけでは不十分。事業者が安全対策を徹底するよう国が指導すべき」
・日本体操協会の石田広報委員は「安全に着地できれば大きな事故は減らせる。初心者には施設側が数分間、安全な跳び方や膝を上手に使った着地を指導するなど、対策の仕方があるのではないか」
- 2019年12月12日
- 回転ジャングルジム倒壊/長野県飯島町
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外部リンク:飯島の公園遊具倒壊事故 点検「使用不可」でも禁止せず
外部リンク:「回転ジャングル」根元折れる 男子児童7人けが
・10月11日に男児7人が回転ジャングルジムを使用中に倒壊、負傷する事故。
・平成31年に体育施設での床板による事故が2件発生している。
・地中近くの支柱が折れた事が倒壊の原因。
・17年、18年に業者による点検で、当該箇所とは別の箇所について使用禁止の指摘が上がっていたが修繕をせずに使用を継続していた。
- 2019年7月13日
- 新設滑り台、プレオープンで子ども15人が怪我/奈良県生駒市
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外部リンク:(お詫び)すべり台型遊具でのお客さまのお怪我について
・奈良県生駒市にある遊戯施設の特注滑り台で、子ども15人が頭などに軽い怪我をする事故が発生。
・チューブ型滑り台の途中に平坦な部分があり、平坦部から再度斜面に差し掛かる際に体が浮き上がり、
チューブの天井部分に頭をぶつけたとみられる。・別の滑り台では試験利用したスタッフが骨折しており、2基の滑り台は安全性が確保できるまで使用を停止する。
- 2019年6月24日
- 公園遊具の使用禁止続く
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外部リンク:都市公園内における遊具の一部を使用中止にします /さいたま市
外部リンク:使用禁止の公園遊具700基 岡山市が安全確保へ対応
・さいたま市、岡山市が6月に市内の公園にある遊具の多くを使用禁止とした。
・基礎のコンクリートが露出している、頭部や胴体を挟むなどの理由で危険性が高いと判断したため。
・19年4月には国土交通省から各自治体へ危険な遊具の修繕や撤去等の対応をするよう通達があった。
- 2019年4月25日
- オリンピック委員会 体育館床板剥離による事故防止について通知
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・外部リンク:東京都オリンピック・パラリンピック準備局・体育館の床板剥離による負傷事故の防止について(通知)
・平成29年に消費者庁の事故等原因調査報告書を踏まえて、体育館床板の維持管理についての通知がなされている。
・平成31年に体育施設での床板による事故が2件発生している。
・事故を未然に防ぐ有効な方法として床板の細かな部位まで確認し、目視だけではなくストッキングを被せたモップを使用する等がある。
・体育館の所有者、管理者は改めて情報を確認して事故防止を推進してほしい。
- 2019年4月19日
- 保育所の園児死亡事故 検証委報告書公表/香川県善通寺市
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・外部リンク:善通寺市教育・保育施設等事故検証委員会 報告書
・2017年に香川県善通寺市の保育施設で3歳の女児が木製のうんてい型遊具に首を挟まれ、9か月後に死亡した事故の報告書。
・遊具は特注品で安全規準を満たしていなかったが、その規準を園は把握しておらず年一回の点検では規準の点検はしていなかった。
・再発防止に遊具を保育士が目視できる場所に設置、規準に基づいた点検を行うなどの提言が行われた。
- 2018年6月22日
- 公園の滑り台は危険? 安全至上主義が社会を窮屈にしていないか
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・外部リンク:公園の滑り台は危険? 安全至上主義が社会を窮屈にしていないか
・滑り台で女児が指を切断した事故を受け、遊具の撤去・使用禁止について書かれたコラム。
- 2018年6月18日
- 『平成29年度 教育・保育施設等における事故報告集計』発表/内閣府子ども・子育て本部
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・内閣府は、「平成29年度 教育・保育施設等における事故報告集計」を公表した。
・国への報告があった1,242件中、負傷等の報告は1,234件。そのうち 1,030 件が骨折によるもの。
・事故の発生場所は施設の敷地内が1,092件で、そのうち592件(54%)が室外で起きていた。
・死亡件数は8件。そのうち7件は室内で起こっている。
- 2018年4月29日
- ロープウェイワイヤー断線 片付けようとした中学生が怪我 /大分県中津市
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・大分県中津市の豊陽公園にて、親子が遊んでいたロープウェイ遊具のワイヤーが切れる事故があった
・親子に怪我はなかったが、ワイヤーを片付けようとした女子生徒が手のひらを切る怪我を負った
・27日に市役所の職員が目視点検を行っていたが、その時には異常は確認されなかったという
・市は管理する公園や小中学校などの遊具について緊急点検を実施する
- 2018年4月11日
- ロープウェイ遊具破損 男児が軽い怪我 /岡山県総社市
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・岡山県総社市の清音ふるさとふれあい公園にて、ロープウェイ遊具のワイヤーが外れ、男児が落下して打撲を負った
・市によると支柱の金具が摩耗し、ワイヤーごと脱落したという
・市は点検が不十分だったとして、同型の遊具を再度確認し、結果に応じて修繕や撤去を検討する
・他にも市が管理する公園や小学校、幼稚園、保育園、スポーツ施設などの遊具を全数確認を行う
- 2018年3月27日
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女児が施設から9メートル転落 頭の骨などを折る重傷 /愛知県長久手市
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・愛知県長久手市の愛・地球博記念公園(通称・モリコロパーク)にて、女児が約9メートルの高さから転落
・女児は約25メートルの筒状施設「チャレンジタワー」にひとりで上り、外付け階段に設置された踊り場から転落した
・踊り場には高さ1.2メートルほどの手すりがついていて、手すりに破損などはなかったという
・センター職員が119番通報し、女児は病院へ搬送。タワーの外付け階段は使用禁止となった
- 2018年3月16日
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滑り台滑走面に亀裂 女児が指先切断 /広島県三原市
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・広島県三原市は16日、三原運動公園わんぱく広場に設置された複合遊具の滑り台で遊んでいた女児が人差し指の先を切断したと発表した
・滑降面はステンレス板を横に4枚並べてスポット溶接したもので、複数個所の亀裂が確認された
・昨年6月に行った点検では異常が無かったという
・市は遊具を使用禁止とし、他の施設の遊具とともに再点検を実施しているとのこと
- 2018年2月23日
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不具合で転落し小2骨折 横須賀の小学校 /神奈川
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横須賀市教育委員会は22日、市立小学校の校庭で今月7日の放課後、アスレチック遊具で遊んでいた小学2年の女児(8)が遊具の不具合で地面に転落、左手首骨折などの重傷を負ったと発表した。
遊具は高さ約3メートルからつるした18本のロープを上り下りして遊ぶもので、1988年に設置。踊り場(高さ約2.5メートル)に座っていた女児がバランスを崩してロープをつかんだところ、接続用の金具が外れて落下した。
市教委によると、金具のボルトが長年の振動などで緩んで外れたとみられる。点検は専門業者が2年に一度、教職員が不定期に目視で行い、昨秋の点検では緩みはなかったという。【田中義宏】
- 毎日新聞/ 2018年2月23日
- 2017年9月6日
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ブランコ外れて男子児童落下 静岡の公園
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静岡市は4日同市清水区の興津北公園で、ブランコの着座部とつり金具のチェーンを接続する固定用ボルトが外れ、市内の男子児童(8)が地面に落下する事故があったと発表した。
後頭部などを打ったが、けがはなかった。ブランコの振動でボルトが緩んだことが原因とみられる。
事故は1日に発生し、目撃者が市に連絡した。同日から遊具を使用禁止にした。同種の接続金具を用いた区内4カ所のブランコも使用禁止にした。
事故があった遊具が最後に点検されたのは4月13日。業務委託の定期点検は9月に予定していた。市の担当者は「今後は緩む可能性のない構造の金具に交換し、安全を確保したい」と話す。
- 静岡新聞SBS/ 2017年9月5日
- 2017年8月1日
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危ない遊具、中部の自治体で放置 改修義務なし、予算不足も
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安全基準を満たさない遊具が各地の公園で放置されている。遊具の設計に関する国内唯一の基準が、法的拘束力のない「業界の自主規制」とされており、公園を管理する自治体などが財政事情から改修に二の足を踏んでいるためだ。
大津市中心部の皇子が丘公園。子どもに人気だった、ジャングルジムと滑り台などを組み合わせた高さ7~8メートルの遊具は、ロープが巻かれて使えない。「『安全に関する規準』に適合されていないため、使用禁止」との張り紙がある。近所の母親(32)は「使用禁止が長引くと困る」と話す。
市は4~5月、安全基準で「生命に関わる危険がある」(ハザードレベル3)とされる遊具全156基を使用禁止とした。このうち同公園の遊具を含む22基について、1千万円で改修する。
規準は2002年、遊具メーカーなどでつくる日本公園施設業協会(東京)が国土交通省の指針を踏まえ策定。かばんのひもが引っ掛からないよう突起をなくしたり、落下時に首が挟まらないよう格子の幅を定めたりしている。危険な遊具は順次、置き換えるべきだとした。同市では2008年度に検査して以降、ハザード3の遊具は1基を撤去しただけで、他はそのまま使っていた。越直美市長は6月の会見で「改修する法律上の義務はない」と弁明した。
規準が策定されて15年がたつが、各地で古い遊具の改修は進んでいない。国交省の担当者は「規準は民間団体の自主規制にすぎず、対応は自治体の判断に任されている」と話す。
岐阜市では2016年度に930基がハザード3と診断されたが、これまでに対応できたのは11基だけ。担当者は「経年劣化で隙間ができるなどして、安全性が下がった遊具の修繕を優先している」と説明する。老朽化の状況を見る「劣化診断」を優先し、設計上の問題を調べる規準診断を後回しにする自治体も多い。名古屋市は、劣化診断はしているが「規準診断をした記録はない」。担当者は「日頃から職員が巡視しており、遊具に重大な問題はないはず」と言うが、各遊具のハザードレベルは把握していない。
一方、津市は2010年度に点検し、2013年までにハザード3の遊具をすべて撤去した。担当者は「ハザード3の遊具がもともと少なかったので対応できたのでは」と説明する。
遊具の安全に詳しい日本大の八藤後(やとうご)猛教授(まちづくり安全工学)は「法律上の義務や、予算がないからといって危険な遊具を放置しているのなら問題。子ども自身が予想できないような危険はなくそうというのが規準の考え方。仮に事故が起きれば行政の責任が問われる可能性はある」と指摘する。
(野瀬井寛)
- 中日新聞Web/ 2017年8月1日
- 2017年6月20日
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遊具事故で小2重傷 茅ケ崎市が和解金2000万円
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茅ケ崎市西浜小学校で6年前、当時小学2年生だった男子(13)が、高さ約3メートルの複合遊具から転落した事故で、市は男子の保護者に2千万円支払うことで和解する見通しとなった。
市教育委員会が19日、明らかにした。市教委によると、男子は2011年7月、ジャングルジムや滑り台、はしごなどが組み合わさった遊具「アマゾンジャングル」で遊んでいた時、足を滑らせて転落。頭蓋骨を折る大けがをし約1カ月入院した。
男子の保護者は14年10月、市の管理責任を問う訴訟を起こし、今年5月30日、「市側が2千万円を支払い、アマゾンジャングルを撤去する」という条件で和解することに合意した。
市教委によると、同様の遊具は西浜小学校のほか、市内11の小学校で設置。地面にゴムマットを敷くなどの対策を取ったという。
市は、現在開会中の市議会で、和解に関する議案を上程している。 (布施谷航)
- 東京新聞Web/ 2017年6月20日
- 2017年5月30日
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体育館、水拭きはしないで はがれた床材が刺さる事故も
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体育館でバレーボールなどをプレーし、床に滑り込んだ際にはがれかけた床板が体に刺さって大けがをした事故が、約10年間で7件あったことがわかった消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は29日、床が水分の吸収と乾燥を繰り返したことで床材がはがれた可能性があるとの調査報告書を公表し、床の水拭きをしないよう呼びかけた。
報告書によると、2006~15年にあった大けがの事故は7件(1件は発生年が不明)で、うち6件はバレーボール中の事故。13年には部活動中のレシーブの練習で、床に滑り込んだ生徒の腹部にはがれていた床の一部が刺さった。胃や腸を貫通し、手術で摘出した木片は全長が34センチに達し、27日間入院したというフットサルのキーパーをしていた学生が、ボールを奪おうと背面で滑り込んだところ、肩から刺さった木片が肺を貫通した事故もあった。
事故調によると、事故があった体育館は床が湿気や雨漏りでぬれたり、水拭きやワックス掛けがされたりしていた。古いワックスを洗い落とす作業では水を使う。床板は水分の吸収や乾燥を繰り返すことで、損傷や板割れが生じてはがれる可能性がある。このため、「清掃の際には原則として水拭きをするべきではない。水拭きをする場合は、固く絞って」などと注意を促している。
また事故調は文部科学省に対し、事故のリスクや維持管理の重要性を体育館の所有者らに周知するよう求めた。公立学校や公共体育館を対象に16年に実施したアンケートでは、学校と公共の体育館それぞれ5%で日常的に水拭きをしていたという。(末崎毅)
- 朝日新聞DIGITAL/ 2017年5月30日
- 2017年5月20日
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防ごう「子どもの事故」=22日から初の啓発週間-消費者庁
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遊具や水遊びなどによる事故をなくそうと、消費者庁は22日から「子どもの事故防止週間」を初めて実施する。
厚生労働省の人口動態調査によると、不慮の事故で毎年300人以上の0~14歳の子どもが亡くなっており、同庁は「大人のちょっとした注意で事故を防ごう」と呼び掛けている。
今年の重点テーマは「外出時の事故」。同庁によると、新年度が始まり、新しい環境に慣れてきた5月は、学校や公園の遊具から転落するといった事故が1年で最も多い。このため、遊具の対象年齢を守り、子どもに正しい使い方を教えることを要請。また、夏場に向け水難事故が多発することから、水辺やプールには大人が付き添い、天候や地形に注意するよう求める。
28日までの期間中にはツイッターアカウント「子どもを事故から守る!」(@caa_kodomo)などで、関係機関が集中的に啓発や情報提供を行う。 岡村和美長官は啓発週間の実施に当たり、17日の記者会見で「痛ましい事故をなんとしても減らしたい」と語った。 - 時事ドットコム/ 2017年5月20日
- 2017年4月12日
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3歳児、うんていに首挟まれたか 一時心肺停止も回復 /香川県善通寺市
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12日午前、香川県善通寺市の保育施設で3歳の女の子が屋外の遊具に挟まれ、一時、心肺停止の状態となった。
12日午前9時半ごろ、善通寺市の保育施設「カナン子育てプラザ21 地域子育て支援センター」で、3歳の女の子が施設の屋外にあるうんていの側面に挟まっているのを職員が見つけ、消防に通報した。
女の子は心肺停止の状態で病院に救急搬送されたが、その後回復し、治療が続けられている。女の子は当時、屋外で遊ぶ時間帯で、うんていで遊んでいて首を挟まれたとみられている。警察が詳しい状況などを調べている。 - 日テレNEWS24 / 2017年4月12日
- 2017年4月6日
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金具外れブランコ落下、女児4人が軽傷 /東京都大田区
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6日午後2時15分ごろ、東京都大田区下丸子4丁目の公園で、ブランコが外れて子どもがけがをしたと東京消防庁に通報があった。同庁などによると、小学2~3年の女児計4人が頭や背中などの痛みを訴えて病院に運ばれたが、いずれも意識ははっきりしており軽傷とみられる。
警視庁池上署によると、女児らはタイヤをチェーンでブランコのようにつるした遊具で遊んでいた。突然、遊具上部のチェーンが外れ、地面から約1メートルの高さのタイヤが落下したとみられる。
女児らは4人で一緒にタイヤに乗っていたといい、同署は詳しい状況を調べている。(共同) - 毎日新聞 / 2017年4月6日
- 2017年4月6日
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公園遊具不備か、小1男児が手首骨折 /山口県岩国市
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岩国市は31日、市が供用する麻里布町第三街区公園で、設置した木製複合遊具の雲ていから、市内在住の小1の男児(7)が落下する事故があったと発表した。雲ていの握り棒の回転を防止するボルトが緩んでいたのが原因とみられ、市内の公園に設置してある同種の遊具を緊急点検した。
市公園みどり課によると事故は3月30日午後5時半ごろ、発生。男児は高さ約2メートルから落下し、右手首を骨折した。通報を受け、職員が点検すると、握り棒の回転防止のボルト12本のうち1本が緩んでおり、男児が手をかけた際、棒が回転したのが落下の原因とみられる。
市はマニュアルに従い、年4回の定期点検を実施。この遊具については2月に定期点検し、この他に3月にも職員が目視と触診をしていたが、緩みを発見できなかった、としている。公園みどり課は「点検マニュアルを見直し、安全確保に努める」としている。
- 毎日新聞 / 2017年4月1日
- 2017年2月4日
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遊具事故、背負ったランドセルが… かばん、衣類のひもやフードも思わぬ事態に
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大阪市住之江区で1月末、屋外の遊具で遊んでいた小学1年の男児(7)が意識不明となった事故は、背負っていたランドセルが遊具の金属製パイプに引っ掛かり、衝撃で首が前方のパイプにぶつかって圧迫されたのが原因とみられる。大阪府警住之江署は、数分間にわたって宙づり状態となり、呼吸困難に陥ったとみて調べている。
遊具事故を調査している消費者庁は「衣類のひもやフード、かばんのベルトにより重大な事故につながる恐れがある。遊具の使用時は服装や持ち物にも注意してほしい」と呼び掛けている。
男児は1月31日の下校後、市営住宅の敷地内にある複数の滑り台やジャングルジムを組み合わせた遊具を使用。同級生2人と一緒に、高さ約155センチの位置に設置された37センチ四方の格子を、上から地面に向けて通り抜ける遊びをしていた。市の調査では遊具に異常は確認されていないが、市内の公園などにある他の遊具の緊急点検を始めた。
消費者庁によると、公園や学校の遊具における子供(12歳以下)の事故は、平成21年9月~27年12月に1518件を確認。入院や3週間以上の治療が必要な重大事故は397件あり、うち4件で4人が死亡した。
衣類や持ち物が原因とみられるケースでは、雲梯(うんてい)の上から落下しランドセルと首が棒に引っ掛かったり、着ていたポンチョが滑り台の手すりに掛かり動けなくなったりして、2人が死亡した。消費者庁の担当者は正しい遊び方を教え、保護者が目を離さぬよう注意することも重要としている。
子供の危機管理に詳しい神戸常盤大の松野敬子非常勤講師は「遊具には危険な部分があるという前提で、保護者だけでなく地域全体で子供を見守っていくべきだ」と話している。
- 産経WEST / 2017年2月4日
- 2017年2月3日
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破損遊具から転落、4歳に後遺症 福山市、破損気づかず /広島県福山市
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広島県は3日、同県福山市の仙酔島(せんすいじま)で今年1月3日、破損した状態の遊具から同県尾道市の男児(4)が転落し、後遺症を負ったと発表した。
事故があった公園を所管する県自然環境課によると、事故が起きたのは地上から50センチ程度の高さで複数の丸太を鎖でつなぎ、つり橋状にしている遊具。このうち1本の丸太が破損し、鎖から外れていた。男児は遊具から転落して後頭部を打ち、通院が必要な後遺症が残るけがを負ったという。
公園は県が設置し、福山市が管理していた。同課によると、遊具を最後に点検したのは昨年10月で、事故発生まで破損を把握していなかったという。
県の担当者は「気づかずに放置してしまい、申し訳ない。点検の仕方も見直したい」と謝罪した。 - 朝日新聞 / 2017年2月3日
- 2017年2月3日
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公園滑り台で4歳女児死亡 首に縄跳びひも /東京都江戸川区
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東京都江戸川区の区立「五北さくら公園」で1月、滑り台で遊んでいた保育園児の女児(当時4)の首に縄跳びのひもが絡まり、死亡する事故があったことが3日、警視庁小松川署や区への取材で分かった。同署は、事件性はないとみている。
小松川署によると、女児は1月3日午後、縄跳びのひもが首に巻き付き、滑り台の斜面で窒息した状態で見つかった。滑り台の上部の柵に縄跳びのひもの片端が結び付けられていた。親は近くにいなかったという。
通行人が見つけ、119番した。女児は搬送先の病院で死亡し、小松川署が詳しい原因を調べている。
消費者庁によると、2015年12月までの約6年間で、12歳以下の子供が公園や学校などの遊具で負傷した事故の情報は約1500件あり、死亡例も4件あった。
消費者庁は、ひもやベルトなどが絡まったりしないよう、遊ぶ際の服装や持ち物には注意するよう保護者らに呼び掛けている。
- 日本経済新聞 / 2017年2月3日
- 2017年2月3日
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大阪市内1002か所の公園遊具を緊急点検 /大阪府大阪市
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大阪市住之江区の市営住宅敷地内にある公園の遊具で、ランドセルを背負ったまま遊んでいたとみられる小学1年の男児(7)が首を挟まれ、重体になった事故を受け、市は2日、市や市住宅供給公社が管理する計1002か所の公園の遊具について緊急点検を始めた。
点検に加え、安全な遊び方を記したマニュアルを各幼稚園や小中学校に配り、教職員に指導の徹底を求めている。
点検では、市営公園と市営住宅敷地内に設置されている滑り台やブランコなどの遊具を対象に、金具が腐食するなどの異常が生じていないかを確かめる。
遊具の安全マニュアルは、市のホームページの新着情報にもアップし、市民にも注意を呼びかけている。
2日の定例記者会見で、吉村洋文市長は「学校で子どもたちに注意喚起するとともに遊具の安全点検を進め、事故が二度と起こらないようにしたい」と話した。
- YOMIURI ONLINE/ 2017年2月3日
- 2017年2月1日
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公園の遊具で遊ぶ時は…消費者庁が注意喚起
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大阪市の公園の遊具で小学1年生の男の子が宙づりとなり、意識不明になった事故を受け、消費者庁は改めて公園の遊具などで遊ぶ際には注意するよう呼びかけた。
消費者庁によると、2015年までの6年あまりで、遊具による子供の事故が1500件以上報告されていて、このうち4件が死亡事故だった。頭部の事故が最も多く、全体の6割を占めているという。
消費者庁は、6歳以下の幼児が遊ぶ際には保護者が立ち会うことや、子供の服にひもやベルトなどがついていないことを確認すること、破損している遊具では遊ばないことなどを呼びかけている。
- 日テレNEWS24/ 2017年2月1日
- 2017年1月31日
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公園の遊具に首挟まれ、小1男児意識不明 /大阪府大阪市
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31日午後4時55分頃、大阪市住之江区新北島の市営住宅の敷地内にある公園で、小学1年の男児(7)が、金属製パイプが組まれた遊具(高さ1・6メートル)で、37センチ四方の格子の間に首とランドセルを挟まれ、体が浮いた状態でぐったりしているのを通行人が発見した。
男児は病院に搬送されたが意識不明の重体。
大阪府警住之江署によると、遊具は、滑り台やはしごなどが一体になった構造。男児が、遊具の上で遊んでいる際に落ちてパイプに引っかかり、首が圧迫されたとみて当時の状況を調べる。
- YOMIURI ONLINE/ 2017年1月31日
- 2017年1月13日
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ゴール下敷き小4男児死亡 福岡、サッカーの授業中 /福岡県大川市
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13日午前9時40分ごろ、福岡県大川市立川口小学校の校庭で、サッカーの授業中、4年の男子児童が倒れたゴールの下敷きになった。
県警筑後署によると、首や肩を挟まれ病院に搬送されたが、その後死亡した。市教育委員会によると、ゴールは事故当時、固定されていなかった。県警は業務上過失致死容疑も視野に安全管理に問題がなかったか調べる。
筑後署などによると、児童は梅崎晴翔君(10)で、当時ゴールキーパーをしていた。味方が得点した際にネットにぶら下がり、その後、ゴールの下敷きになった。ゴールはハンドボール用で、高さ約2メートル。類似品は製品カタログで約130キロの重さがあるという。
市教委によると、ゴールは通常、近くに打ち込んだくいとひもで結ぶという。学校側が月1回点検することになっていたが、昨年10月を最後に点検していなかった。
- 産経ニュース/ 2017年1月13日
- 2017年1月13日
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体育授業中にゴールの下敷き 10歳男児が意識不明 /福岡県大川市
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13日午前9時40分ごろ、福岡県大川市の市立小学校運動場で、体育の授業中に、ハンドボール用ゴールのネットにぶら下がった男児(10)が、バランスを崩して地面に落下し、ゴールの下敷きになった。児童はドクターヘリで大学病院に搬送され治療中だが、意識がないという。福岡県警筑後署で事故の原因や経過などについて調べている。
- 西日本新聞/ 2017年1月13日
- 2016年6月20日
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情報共有が命守る一歩に 子どもの事故死、年間300人
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毎年300人以上の子どもが事故で命を落としている。しかし、事故情報は消費者庁、厚生労働省、消防庁、警察庁などがそれぞれ別に収集、保有する縦割りの弊害で、ほとんど共有はされてこなかった。今月7日には、関係省庁が情報を共有し、横断的に取り組む連絡会議が発足。子どもの事故防止に向けた新たな仕組み作りが始まった。
●省庁連携連絡会議
「お子さんの死亡原因のトップに事故というのがある。防げるものは防がないといかんと思っている」。河野太郎・消費者担当相は7日の記者会見で連絡会議を開く意義をこう語った。 2014年に事故で亡くなった14歳以下の子どもは、全国で371人(人口動態統計より)。内訳は▽交通事故115人▽窒息114人▽水死80人▽転倒・転落25人−−などとなっている。連絡会議は、交通事故を除いて、商品やサービスに関わる事故を取り扱う。消費者庁、警察庁、総務省消防庁、厚労省、文部科学省、経済産業省、国土交通省、農林水産省、内閣府の9府省庁が参加した。
事故情報の取り扱いの現状は、発生場所によって担当省庁が分かれる。例えば同じ遊具による事故でも、保育園で起きた事故は厚労省、幼稚園や小学校は文科省、国営公園なら国交省といった具合だ。消費者庁は今後、各省庁が持つ事故情報を集約、整理し、分析や共有を進める。分析結果は公表し、啓発活動の実施や安全な商品の普及に役立てる方針だ。
●いつ、どんな状況で
「発表されるのは亡くなった子どもの数だけ。入院や通院が必要になった事故、医療機関を受診するほどではなかった事故の件数に比べれば、ごくごく一部だ」。そう指摘するのは、子どもの傷害予防の啓発活動を続けるNPO法人「セーフキッズジャパン」の山中龍宏理事長だ。事故を減らすためには「情報」が最も必要だという。「何歳の子がいつどこで、どんな状況でどの程度のけがをしたのか。データを集め分析して初めて対策が取れる」と訴える。
データ収集には医療機関の協力が欠かせないが、個人情報やプライバシーへの配慮も求められる。医療従事者には治療に専念してもらうため、子どものけがの情報を聞き取る専門家の確保も必要だ。
また、事故といっても種類はさまざま。山中理事長はまず取り組むべき課題として「全部一度には無理なら、死亡につながりやすい転落事故から対策を取ってはどうか」と提案する。転落事故の事例を各省庁から集め、子どもの身長と柵や窓の高さとの関連などを分析する。その結果を反映させ、消費者に対しては注意を呼びかけ、メーカーに対してはベランダの構造や窓の開閉幅などの改善を促す。「転落事故が減ったという一つの成功事例ができれば、他の事故にも応用できる。重大事故の予防につながる具体的な取り組みをしてほしい」と、連絡会議の今後に期待する。
●目線を変えて
事故情報を生かして商品を開発する動きは既にある。
子どもたちの安全、安心に貢献する商品・サービス開発を支援するNPO法人「キッズデザイン協議会」では経産省、国立成育医療研究センターと連携し、事故によるけがで受診した子どものトリアージ(重傷度の判断)情報を基にデータベースを作成。会員企業の商品開発に生かしている。
「例えば、IH炊飯器の蒸気でやけどした子どもがいた。炊飯器を床に置いて使う家庭があり、その形状から子どもが椅子と勘違いして座ったことによる事故だったということが分かった。これが『蒸気レス』の炊飯器や蒸気を低温化する炊飯器の開発につながった」と、福田求道専務理事は説明する。ほかにも、一定の加重で先端が曲がり、口の中を傷つけない歯ブラシなど、安全かつデザイン性の高い商品が数多く開発されている。「業種の垣根を越え、子ども目線でのものづくりを働きかけたい」と福田専務理事は話す。
事故防止に熱心に取り組む自治体やNPOは増えつつある。東京消防庁は、東京都内3カ所の防災館で毎月1回、「新米パパママのための応急手当講習会」を開き、乳幼児の事故防止対策や誤飲などへの対処法を教えている。
立川防災館(東京都立川市)の講習会に10カ月の長男を連れて参加した女性会社員(34)は「段ボール箱に付いていたガムテープの切れ端を口の中に入れていたり、高さ30センチくらいの箱によじ登っていたりと、動きが活発になってきた9カ月くらいから目が離せなくなった。家の中の身近な危険が分かり、すごく勉強になった」と話した。
だが、保護者各自の努力に頼るだけでは事故防止にも限界がある。「消費者に注意喚起するだけでは絶対に事故は減らない」と、小児科医でもある前出の山中理事長は断言する。事故防止の先進的な取り組みが他の地域に広まっていないというのが現状だ。消費者庁も「優良事例の横への展開」を課題に挙げている。【銅山智子】
<子どもの救急事故の事例> (東京都内、東京消防庁調べ)
転倒・落下
・窓 窓側に置かれていたソファの横の網戸を突き破って転落(4歳男子、重傷)
・ベビーカー ベビーカーの上に立ち上がった際、バランスを崩して転倒(1歳女子)
・遊具 公園の滑り台で遊んでいた際、2メートルの高さから墜落し頭部をけが(2歳女子)
誤飲
・たばこ テーブルの上に置いていたたばこを食べてしまい救急車を要請(1歳男子)
・玩具 自宅の部屋で、スーパーボールをのんでのどに詰まらせた(1歳男子、重篤)
水難
・浴槽 子どもを1人で入浴させ、5分ほど目を離した後様子を見たところ、浴槽内でうつぶせに浮いていた(5歳女子、重篤)
・プール 区民プールで親が目を離していた間に溺れ、水深1.2メートルのプールの底に沈んでいるのを発見された(3歳女子)
挟まれ
・自動車 パワーウインドーに頸部(けいぶ)が挟まれけが(2歳女子)
・エレベーター 扉が開く際、左腕が戸袋に巻き込まれ抜けなくなった(3歳男子)
その他
・運動 体操教室で後転をしていた際、首をけが(4歳女子)
・歯ブラシ 歩きながら歯磨きをしていて転倒し、歯茎に歯ブラシが刺さった(2歳女子、重傷)
※カッコ内は年齢、性別、けがの重さ(記載のない事例は中等症以下) - 毎日新聞/ 2016年6月18日
- 2016年6月7日
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子供の事故死防止へ省庁間で情報共有 連絡会議が発足
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子供の事故死を防ごうと、省庁を横断して情報を共有する連絡会議が7日、発足した。発生場所などで対応する官庁がわかれていたが、消費者庁が集約して原因分析や対策づくりに生かす。
対象とするのは「玩具を喉に詰まらせた」といった生活用品が関係する事故や、「マンションのベランダから転落した」「プールで溺れた」といった建物やサービスに関わる事故。交通事故は除く。
消費者庁によると、使用者側の不注意や誤使用による事故の場合、同じ「遊具」でも学校なら文部科学省、公園なら国土交通省などと分かれ、情報が十分に共有できていなかった。
消費者庁は2010~14年に発生した14歳以下の死亡事故約2千件について、事故の経緯や原因を集約し、それぞれの事故が起こりやすい年齢層や時期、事故を起こしにくい製品作りなどをまとめる。分析結果は今年度内に公表し、自治体や学校、企業に伝える。
厚生労働省によると、14歳以下の死者のうち、病死や自殺を除く「不慮の事故」は371人(2014年)。死因別では「交通事故」が115人で最多で、食品や玩具による誤えんなど「窒息」(114人)、浴槽で溺れるなど「溺水」(80人)と続く。
- 日本経済新聞/ 2016年6月7日
- 2016年5月14日
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支柱折れ男児けが 山形の公園、市公表せず /山形県山形市
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山形市南松原2の南山形公園で4月下旬、回転式のジャングルジムの支柱が折れ、遊んでいた小学1年の男児(6)がけがをしたことが分かった。記録は残っていないが少なくとも20年以上は経過しており、支柱の金属疲労が原因という。同市は同年代に設置されたとみられる同型の遊具28基をブルーシートで覆って当面の使用を禁止したが、一切公表していなかった。県によると、県内には同型の遊具が105基あるという。
市公園緑地課によると、男児は4月22日、同公園の回転式のジャングルジム(高さ約3メートル、重さ約100キロ)に乗って遊んでいたところ、本体を支える柱(太さ約15センチ)の根元が折れ、遊具は倒壊。男児は尻餅をつき、擦り傷をした。男児の母親の連絡を受けて、市は遊具や支柱を撤去し、コンクリートで地面を固めた。今月13日に山形署に事故を届け出たという。
市が管理する226公園のうち、南山形公園と同様の遊具は61基。緊急点検し、危険性はなかったという。月2回、職員が遊具を揺らすなどで安全を確認しており、年1回は専門業者に点検を依頼している。事故のあった遊具も4月15日に職員が確認したが、異常はなかったという。
ただ、遊具61基のうち、約40基はメーカーが特定できないという。同課は夏までに全基の構造の把握と詳細な点検を実施し、使用可能かどうかを判断する。事故を公表しなかった理由について、「遊具の破損については広報しておらず、前例を踏襲した」としている。 - 毎日新聞/ 2016年5月14日
- 2016年5月13日
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ブランコの留め具外れ女児がけが 福知山・ボルト腐食 /京都府福知山市
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福知山市は12日、同市篠尾の「篠尾児童遊園」で、ブランコの留め具が外れ、乗っていた小学4年の女児(9)が落ちて肘と首に打撲傷を負ったことを明らかにした。
市によると、女児は8日午後3時半ごろ、いとこの女子生徒(12)とブランコに2人乗りをして遊んでいて落下。ブランコの片方の固定ボルトが腐食していた。女児は翌日から通常通り登校し、女子生徒にけがはなかったという。
市は、公園を管理する子育て支援課の職員が女児と両親に謝罪する一方、市内の児童遊園で遊具がある46カ所を緊急点検。惇明、東佳屋野、土、笹場の4園で不具合のあったブランコなど5遊具を使用禁止にした。 - 毎日新聞/ 2016年5月13日
- 2016年4月20日
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商業施設遊具で重傷事故88件 経産省が安全指針策定へ
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ショッピングセンターなどの商業施設にある子どもの遊戯施設で、骨折などの重傷事故が2014年度に少なくとも88件起きていたことが内閣府消費者委員会の調査で分かった。経済産業省は19日、事業者向けに安全確保のガイドラインを作る方針を明らかにした。早ければ5月にまとめる。
ショッピングセンターや飲食店、家電量販店などでは、利用客が買い物に連れてきた子どもを遊ばせることができる施設を設置する所が増えている。それに伴い、滑り台やアスレチック遊具、ボールプールなどで子どもが転倒、落下するなどしてけがをする例も出てきた。消費者委は528施設を運営する16事業者から事故情報を聞き取り調査した。その結果、14年度の1年間で88件の重傷事故があったことを確認した。
こうした遊戯施設は指導監督にあたる行政庁が定められておらず、安全基準もない。事故情報の収集も十分に行われていなかった。
経産省は今月25日、事業者や専門家などによる検討会を設け、ガイドラインづくりに着手する。事故防止策や事故発生時の対応、事故情報の通知方法などを検討する。 - 朝日新聞DIGITAL/ 2016年4月20日
- 2016年3月30日
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強風で空気式滑り台倒れ 11人けが /神奈川県小田原市
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30日午後、神奈川県小田原市の公園にあるレジャー施設で、空気を入れて膨らませて使う大型の滑り台が強風にあおられて倒れ、子どもや付近にいた大人など合わせて11人がけがをしました。警察と消防は、事故の状況を詳しく調べています。
警察や消防によりますと、30日午後2時10分すぎ、小田原市久野の「小田原こどもの森公園」にあるレジャー施設「わんぱくらんど」で、「エアー式の滑り台が風で倒れてけが人が出ている」と通報がありました。 消防によりますと、この事故で1歳から12歳の子ども6人と30代から70代の大人5人の合わせて11人が、倒れた滑り台にぶつかるなどしてけがをし、病院に搬送されました。詳しいけがの程度は分かっていませんが、いずれも命に別状はないということです。
公園を所有する小田原市によりますと、滑り台は高さ5メートル、幅が6メートル、奥行きが4メートルの空気を入れて膨らませて使うタイプの移動式の滑り台で、空気を抜いた状態で重さは300キログラムあり、春休みで来場者が多いことから今月から設置していたということです。 市によりますと、滑り台は風の影響を受けないよう通常1つ20キロ程度のおもりを6個から8個程度付けていますが、30日は風が強かったため、おもりを10個に増やしていたということです。
横浜地方気象台によりますと、神奈川県小田原市では30日正午ごろから風が強まり、事故が起きる直前の午後2時4分には、10.8メートルの最大瞬間風速が観測されたということです。 滑り台周辺には当時、監視役1人が配置されていたということで、警察と消防は、公園の担当者や目撃者などから話しを聞くなどして詳しい状況を調べています。 - NHK NEWS WEB/ 2016年3月30日
- 2016年2月13日
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照明柱倒れ小4女児の指切断、腐食が原因か /大阪府池田市
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大阪府池田市桃園2丁目の広場で11日午後5時ごろ、鉄製の照明柱(高さ約4・5メートル、直径約14センチ)が倒れ、近くにいた大阪市内の小学4年の女子児童(10)が左手をはさまれて人さし指切断の重傷を負った。照明柱を管理する池田市が12日発表した。根元がさびて折れており、市は腐食が原因とみている。市は女児側に謝罪し、市内の公園にある照明柱約420本の緊急点検を始めた。
市によると、倒れた照明柱は1996年、トイレなどがある広場の道路際に設置された。近くに猪名川河川敷のグラウンドがあり、女児は兄の野球の試合を観戦するために母と訪れていた。試合後のミーティングが広場であり、女児が座っていたところ、照明柱が傾いたため支えようとしたが、重さに耐えきれず地面と柱に手を挟まれたという。女児は救急車で搬送され、入院した。
近所の会社員男性(45)によると、休日の河川敷グラウンドは野球やサッカーをする子どもたちでにぎわい、散歩やランニングをする人も多いという。男性は「子どもたちが通る場所なので心配。市はきちんと管理してほしい」と話した。
市みずとみどりの課は「ほかにも老朽化のため腐食して危ない柱があるかもしれない。点検を徹底し、再発防止に取り組みたい」としている。 - 朝日新聞社/ 2016年2月13日
- 2016年2月10日
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子供の遊具事故 6年で1500件 滑り台最多、春に増加傾向
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子供が公園や学校などにある遊具で負傷した事故の情報が昨年12月までの約6年間に計約1500件寄せられたとして、消費者庁は10日、保護者らに注意を呼び掛けた。暖かくなって外遊びが増える春に事故が多くなる傾向があり、同庁は「保護者が子供から目を離さずに気を付けることで避けられる事故は多い」としている。
消費者庁によると、09年9月~15年12月、12歳以下の子供が公園や学校などの遊具で負傷した事故の情報が計1518件寄せられた。うち397件は入院や治療期間が3週間以上となる事故で、死亡事故も4件あった。年齢別では6歳以下が約7割を占めた。
遊具の種類別では「滑り台」が440件で最も多く、「ブランコ」233件、「鉄棒」141件、「ジャングルジム」120件と続いた。事故の内容は多い順に「転落」974件、「ぶつかる・当たる」247件、「転倒」162件など。
滑り台では、滑走面を立って登っていた男児が、滑り降りてきた子供と接触して地面に転落、頭蓋骨を折ったケースがあった。
滑り台の上の柵を越えて遊んでいた男児が、高さ3メートルから墜落して胸部と背部を骨折したケースもあった。ともに不適切な遊び方をしていたのが原因で、消費者安全課は「それぞれの遊具で正しい遊び方を守らせ、遊具やその周辺でふざけないよう子供に言い聞かせるのが重要」と指摘している。
ひもやフード付きの服、ランドセルやカバンなどが遊具に絡まって起きる事故も目立ち、滑り台の手すりの出っぱりにポンチョが引っかかり首が絞まって死亡したケースもあった。重大事故につながることが多く、同課は子供の服装や持ち物に注意するよう求めた。
他の注意点として▽施設や遊具の対象年齢を守る▽6歳以下の幼児には保護者が付き添う▽天候に気を付ける▽遊具の不具合や破損を見つけたら利用せずに管理者に連絡する――を挙げている。
- 日本経済新聞/ 2016年2月10日
- 2016年1月27日
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ワイヤが切れて消防士重傷 福島の公園、遊具で滑走中 /福島県福島市
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福島市大笹生の十六沼公園で昨年10月、福島市の20代の消防士男性がターザンロープの遊具で滑走中、ワイヤが切れて約50センチ落下し、左足の骨を折るなどの重傷を負っていたことが26日、公園を管理する同市への取材で分かった。
市によると、遊具は長さ20メートル。
切れたワイヤは設置後、約20年が経過していた。遊具は12歳以下対象だったが、当時は塗装を施したばかりで使用制限を知らせる表示はなかった。
市は事故後、使用制限を示すステッカーを遊具に張った。市によると、男性は昨年10月11日、家族3人で遊びに来ていて事故に遭った。
市はワイヤの劣化が原因として事故後、遊具を修復するとともに、市内6カ所の同様の遊具を緊急点検し、老朽化した4台を使用禁止とした。 - 福島民友ニュース/ 2016年1月27日
- 2016年1月5日
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遊具の金具破断、女児落下し軽傷 静岡の公園 /静岡県静岡市
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静岡市は4日、同市清水区の清水船越堤公園の遊具「ターザンロープ」の使用中にロープと滑車を接続する金具が破断し、市外在住の小学6年生の女児が地面に落下し打撲などの軽傷を負う事故があったと発表した。金具とワイヤが長期にわたり接触し、金具が摩耗したことが原因とみられる。
同公園を管理する市都市計画事務所によると、女児は3日に遊具を使用し、地面から高さ80センチほどのところで落下したという。同日から遊具を使用禁止とした。業務委託で年1回の定期点検を実施していたが、2015年7月末の点検では滑車部分の金具の摩耗を発見できなかった。
公園の設置は1979年で、金具の交換がこれまで行われたかは現時点で確認できていないという。
市内にはほかにターザンロープのある公園が10カ所あるが、いずれも遊具の構造が違い、危険がないことを4日までに確認した。市の担当者は「今後は金具を原則毎年交換して安全を確保したい」と話している。 - 静岡新聞/ 2016年1月5日
- 2015年12月22日
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何者かが遊具にサンドバッグ…男児、指挟みけが /奈良県橿原市
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奈良県橿原市白橿町の燈明田(とうみょうだ)児童公園で、何者かが遊具に掛けたサンドバッグで近くの小学2年男児(8)が手の指を骨折したことが分かった。
公園を管理する市は、男児側に謝罪し、市内の児童公園全243か所の緊急点検を始めた。
母親(39)によると、事故は5日に起きた。ジャングルジムと滑り台を一体化した複合遊具に、フックと鎖でサンドバッグ(長さ約1・3メートル、重さ64キロ)が掛けてあり、フックが変形して外れかけていたため、男児が友人と下ろそうとした際、右手人さし指がフックと遊具の間に挟まれ、指先の骨が押しつぶされる大けがを負った。
市によると、サンドバッグは勝手に掛けられたもので、職員が今年7月に見回りをした時はなかったという。母親から連絡を受けた都市整備課の職員が5日夜、下ろして市役所に持ち帰った。
母親は「市がしっかり点検していれば防げた事故。責任を明確にし、公園の安全管理を徹底してほしい」と要請。同課の辰巳豪課長は「市の施設に置かれていた物が原因で事故が起きたことを重大に受け止めており、大変申し訳ない。施設の管理と安全確保により留意して取り組む」と話している。
同課によると、公園の点検は半分ほど終わり、修理などが必要な箇所は、できるだけ早く対応していくという。市教委学校教育課も、来年1月の校長会で注意を呼びかける。
- YOMIURI ONLINE/ 2015年12月22日
- 2015年11月15日
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公園の遊具 点検後に壊れる事故相次ぐ /滋賀県大津市
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今年4月、大津市内の公園で、点検したばかりのブランコのチェーンが切れて子どもがけがをするなど、点検後にもかからず遊具が壊れ、子どもがけがをする事故が相次いでいます。
NHKが全国の都市公園の遊具の事故を調べたところ、昨年度までの6年間に発生した重大事故45件のうち、点検から2か月以内に起きたのが20%余りに上っていることが分かりました。
今年4月、大津市内の県営公園で、小学校を卒業したばかりの12歳の女の子がブランコで遊んでいたところ、鉄製のチェーンが突然切れ、腰などを打ってけがをしました。
このブランコは、事故の当日に目で見て確認する目視などによる点検が行われていましたが、切れたチェーンはカバーに覆われていて、腐食していることに気付かなかったということです。
このほか、今年6月に福島県で、7月には奈良県で、自治体が管理する遊具が点検後にもかかわらず壊れ、遊んでいた子どもが頭などに軽いけがをしていました。
遊具の事故は骨折などの大けがにつながることがあり、過去には頭や胸を強く打って死亡した事故も起きています。
国土交通省によりますと、平成25年度の時点で、全国に合わせて10万3900余りの都市公園があり、遊具の数は37万2900基余りに上っています。
NHKが都市公園の遊具の事故について調べたところ、治療日数が30日以上の「重大事故」は、昨年度までの6年間に45件発生し、このうち10件、率にして22%が点検から2か月以内に起きていたことが分かりました。
このうち去年4月、札幌市の公園で、鉄棒が支柱から外れ男の子が手首の骨を折った事故は、点検の6日後に発生したほか、5年前には、三重県伊賀市で点検の翌日にうんていの鉄の棒がゆるみ、女の子が地面に落下して骨折する事故が起きています。
点検後の遊具で事故が相次いでいることについて、国土交通省や遊具のメーカーで作る団体は、遊具の老朽化が進み点検するポイントが増えて作業が難しくなっていることなどが考えられるとして、公園の管理者などを対象に、遊具の点検方法を指導する講習会を開くなど対策を進めています。 - NHK ONLINE/ 2015年11月15日
- 2015年8月19日
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白馬・小谷村境の転落事故 県が遊具の撤去を要請へ /長野・白馬村
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北安曇郡白馬村と小谷村の境界付近の渓谷で男性がアスレチック遊具で遊んでいて死亡した事故で、大町署は18日、現場を実況見分した。楠(くす)川を管理する県の大町建設事務所(大町市)も同日、現場を確認。同事務所維持管理課は、特定の会社が利用する目的で河川に遊具を設置するのは認められないとして「撤去を求めたい」としている。
遊具は、楠川上流の木の間に長さ約60メートルのワイヤロープが楠川に沿うように張られ、ハンドル付きの滑車を使って滑り降りる仕組み。白馬村のアウトドアツアー会社が設置した。ツアー客が同社ガイドの指導の下、ハーネス(安全ベルト)などで安全を確保した上で使っていたという。
同社によると、普段は自由に滑車が使えないよう始点の木のワイヤロープと滑車を固定して鍵をかけていた。事故が起きた16日は、施錠を忘れていたという。
大町署によると、死亡した神奈川県南足柄市のアルバイト従業員高橋歩夢(あゆむ)さん(18)は16日、仲間数人と渓谷を訪れ、偶然見つけたこの遊具で遊んでいて落下、頭を強く打った。 - 毎新WEB/ 2015年8月19日
- 2015年8月17日
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遊具から転落 18歳死亡 白馬・小谷境付近の渓谷 /長野・白馬村
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16日午後3時ごろ、北安曇郡白馬村と小谷村の境界付近の渓谷で、木の間に張ったワイヤロープを滑り降りるアスレチック遊具で遊んでいた神奈川県南足柄市のアルバイト従業員高橋歩夢さん(18)が約3・5メートル下に落下、頭などを強く打ち、松本市内の病院に運ばれたが死亡が確認された。死因は頭部外傷で、大町署が事故原因を調べている。
同署によると、アスレチック遊具のワイヤロープは、渓谷を流れる楠(くす)川をまたいで約60メートルに渡り張られ、滑車を使って岸から反対側の岸に滑り降りる仕組み。高橋さんは、終点で木に付けてあったクッションにぶつかった際、バランスを崩して転落し、頭を打ったとみられる。高橋さんは白馬村の宿泊施設にアルバイトで勤めており、この日はアルバイト仲間数人と渓谷に遊びに来ていた。
北アルプス広域消防本部によると、近くにいた白馬村のアウトドアツアー会社のガイドが衝突音を聞き、倒れている高橋さんを見つけ、同社を通じて119番通報した。救急隊が現場に駆け付け、県消防防災ヘリコプターで病院に運んだ。
この会社によると遊具は、ウエットスーツを着て渓流下りを楽しむキャニオニングのツアーで使うために2005年ごろ設置。通常はツアー客が同社のガイドの指導の下、ハーネス(安全ベルト)などで安全確保した上で使っている。これまでにツアー客がけがをしたことはなかったという。同社によると、高橋さんたちはツアー客ではなかった。
同社などによると、現場は楠川上流部で、普段は登山者や渓流釣りをする人以外は入らないような場所という。 - 毎新WEB/ 2015年8月17日
- 2015年8月1日
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突風で車破損、男児けが 長野・佐久の公園 /長野・佐久市
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1日午後2時40分ごろ、長野県佐久市佐久平駅南にある市所有の公園「市民交流ひろば」で突風が発生。設置されたエアドーム(幅約12メートル、長さ約10メートル、高さ約5メートル)と送風機が約100メートル飛ばされ、接触した駐車場の車3台が破損したほか、公園にいた同県小諸市の男児(5)があおられて転び、軽いけがをした。
佐久署によると、エアドームは日陰をつくるためのもので、約40キロの重りを30個以上置いていたという。
- 産経ニュース / 2015年8月1日
- 2015年7月26日
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遊具事故:すき間に女児足首挟まる 熊本・八景水谷公園 /熊本・熊本市
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熊本市北部土木センターは25日、同市北区八景水谷の「八景水谷公園」に設置された遊具に1歳10カ月の女児の足首が挟まり、抜けなくなる事故があったと発表した。遊具の一部を切断して救助され、女児にけがはなかった。同様の遊具は同センター管轄内に少なくとも5カ所あり、看板を設置するなどして注意を呼びかけている。
同センターによると、25日午前8時40分ごろ、近くに住む女児の左足首が遊具についている握り手のすき間(幅約10センチ、奥行き約4センチ)に挟まった。駆けつけた救急隊が遊具を切断して救助されるまでの約10分間、挟まったままだったという。
- 毎日新聞 / 2015年7月26日
- 2015年7月26日
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回転遊具倒れ男児けが 滋賀・守山の保育園 /滋賀・守山市
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25日午後6時半ごろ、滋賀県守山市下之郷3丁目の友愛カナリヤ第二保育園で、同市水保町の男児(5)が回転遊具にぶら下がって遊んでいた際、遊具の支柱が根元から折れ、地面に倒れた。男児は頭を打撲する軽傷を負った。
守山署によると、遊具はキノコ形で全高約2・4メートル、幅約1・9メートルのプラスチックと鉄製。当時、同園では夏祭りが開かれており、この男児と小学生の男児(8)の2人が高さ約1・6メートルの鉄柱部分にぶら下がり、保護者が回して遊んでいたという。同署は老朽化が原因で壊れたとみている。
同園によると、遊具は1998年に設置。当初はブランコ4基がついていたが、古くなって危険なため取り外していた。寺田恵美子園長は「職員が定期的に目視で点検していたが、安全管理が不十分だった」と話している。
- 京都新聞 / 2015年7月26日
- 2015年7月1日
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遊具が折れ8歳の小学生が軽傷 /奈良・王寺町
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奈良県王寺町の公園で1日、8歳の女児が木製の遊具にぶらさがって遊んでいた際、丸太が突然、折れた。女児は軽傷。
役場によると、丸太の内部が腐食。去年12月、業者が目視で点検を行い異常なしと説明。役場は「点検が行き届いていなかった」とコメント。 - 読売テレビ / 2015年7月1日
- 2015年6月13日
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遊具ロープ切れ、小4けが / 福島県・郡山市
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福島県教育委員会は13日、同県郡山市にある県営の自然体験学習施設で、アスレチック遊具のロープが劣化により切れ、小学4年の女児(9)が落下して軽傷を負ったと発表した。
県教委によると、10日午後2時55分ごろ女児が麻製のロープを使い遊具の階段を上っていたところ、ロープが切れ、約1メートル落下して頭などを打った。帰宅後、吐き気を訴えたため病院に行ったところ、頸椎(けいつい)捻挫で全治1週間と診断された。
4月に施設職員がロープを目視で確認したところ、異常はなかったという。県教委は「点検不十分などで家族に多大な迷惑をかけたことを深くおわびする」と謝罪した。今後、点検方法などを見直すという。 - 時事通信 / 2015年6月13日
- 2015年6月10日
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ぴょんぴょん遊んでいたら風で遊具ごと 女の子死亡 / 中国南部広西・チワン族自治区
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突風で遊具が吹き飛び、遊んでいた女の子が死亡しました。
中国南部の広西チワン族自治区で4日、デパートの入り口に設置されていたエア遊具が突風で突然、浮き上がり、遊んでいた3歳の女の子が約30m飛ばされて落下しました。女の子はすぐに病院へ搬送されましたが、死亡が確認されました。遊具の責任者は「石柱にひもで縛って固定していたが、強風で切れてしまった」と話しているということです。 - テレ朝news / 2015年6月10日
- 2015年6月2日
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小学校遊具:4年生男児けが、首にロープ /静岡・沼津市
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1日午後4時40分ごろ、沼津市大岡の市立大岡南小学校の校庭で、4年生の男子児童(9)が遊具に備え付けのロープで首つり状態になっているのを、一緒に遊んでいた同学年の女子児童(9)が見つけた。男児は、ドクターヘリで静岡市内の病院に搬送された。沼津署によると、救急隊員が駆けつけた時は、意識があり、うなずくなど意思表示ができたという。
同署によると、遊具は木製の斜面を上り下りするアスレチック。左右両側にロープが備えられている。男児は高さ2・5メートル前後の頂上付近で、輪になっていたロープに首が引っかかった状態になっていたという。
同小によると、男児は午後2時半に下校し帰宅した後、再び学校へ遊びに来ていたとみられる。遊具は放課後や休み時間に児童が自由に使っていたといい、これまで事故はなかったという。2日朝、集会を開き全校児童に事故があったことを伝える。 - 毎日新聞 / 2015年6月2日
- 2015年5月22日
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公園遊具を点検を指示 県営7施設 /岐阜県・各務原市
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各務原市川島笠田町の県営公園「世界淡水魚園」で、大型遊具で遊んでいた愛知県一宮市の小学生の女児(10)がけがをした事故を受け、県は二十一日、同公園を含む七つの県営公園すべてに対して、遊具を緊急点検するよう指示した。
県都市公園課によると、県営公園にはブランコや滑り台など計約二百の遊具のほか、ゴーカートやボートもある。点検では、破損や腐食の有無を目視で確認したり、ハンマーなどでたたいた音で異常がないかを調べたりする。公園の運営を県から委託された各指定管理者か、そこが依頼した専門業者が行い、調査結果は二十九日までに県に報告する。
また今回の事故では、指定管理者からの県への連絡は発生の二日後だった。同課担当者は「事故後、利用者の安全対策を万全にするためにも迅速な連絡を徹底してほしい」として、遊具での事故や来園者の救急搬送があった場合はすぐに報告するよう求めた。
世界淡水魚園での事故は十六日昼、トランポリンの両脇に立てた鉄製支柱二本とゴムワイヤでつながったベルトを腰に装着し、ゴムの伸縮とトランポリンの弾力で跳ぶ遊具「バンジートランポリン」で起きた。ゴムワイヤ四本のうち一本が切れ、遊んでいた女児はバランスを崩し、顔や首を支柱にぶつけて二週間のけがを負った。この遊具は三月から七月までの期間限定で設置された。
一方、各務原署は二十一日、現場を実況見分した。署によると、女児がけがをした遊具の状態や遊具の動かし方を、公園関係者を立ち会わせて確認した。 - 中日新聞プラス / 2015年5月22日
- 2015年5月21日
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遊具ワイヤ切れ女児打撲 /岐阜県・各務原市
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岐阜県各務原市の県営公園「世界淡水魚園」で十六日、遊具のゴムワイヤが切れ、遊んでいた愛知県一宮市の小学生の女児(10)が顔と首を打撲する全治二週間のけがを負った。県が二十日、発表した。公園側は原因が判明するまで、遊具の利用を休止する。
- 中日新聞プラス / 2015年5月21日
- 2015年5月12日
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ゴンドラ事故 金属棒に亀裂 修理していた /千葉県・山武市
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今月2日、千葉県山武市の県立公園で遊具のゴンドラが4メートルほどの高さから落下して2人がけがをした事故で、遊具を管理している第三セクターがこれまでの点検で異常は見つかっていなかったと説明していましたが、実際には事故のおよそ3週間前にゴンドラをつり下げる棒に亀裂が見つかり、修理が行われていたことが分かりました。
この事故は今月2日、千葉県山武市の県立蓮沼海浜公園で「スカイパイレーツ」という遊具のつり下げ式のゴンドラの1つが4メートルほどの高さから落下したもので、乗っていた3歳の女の子と41歳の母親がけがをしました。 遊具を管理している第三セクターの「千葉県レクリエーション都市開発」は、これまでの点検で異常は見つかっていなかったと説明していましたが、12日記者会見し、事故のおよそ3週間前の先月12日にゴンドラをつり下げる金属の棒におよそ3センチの亀裂が見つかっていたことを明らかにしました。 ゴンドラは取り外され、その後メーカーが修理したということですが、第三セクターの担当者がこうした事実を上司に報告せず、運行が続けられたということです。 亀裂があった部分には補強板が溶接されたということですが、その部分で折れていたということで、県や第三セクターは修理と事故との因果関係などについて調べることにしています。
千葉県レクリエーション都市開発は「安全確保に関する教育を徹底するとともにチェック機能を強化していきたい」と話しています。 - NHKニュースWEB / 2015年5月12日
- 2015年5月4日
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ゴンドラ事故で全遊具緊急点検 蓮沼海浜公園 /千葉県・山武市
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山武市蓮沼ホの県立蓮沼海浜公園内で、母子が乗った遊具「スカイパイレーツ」のゴンドラが落下した2日の事故を受け、公園を管理運営する千葉県レクリエーション都市開発は3日、遊具の緊急点検を始めた。
同遊具がある「子供の広場」には12の有料遊具があるが、同社は同日からすべての運転を取りやめ。この日行った「変わり種自転車」など2種類を皮切りに今後、順次点検を進める。運転再開は「安全性を確認した上で県と協議して決める」(同社)とした。
また、国交省の担当者も同日公園を訪れ、スカイパイレーツの別のゴンドラなどを調べた。
県公園緑地課によると、落下したゴンドラは重さ168キロで、ゴンドラと乗員を含む許容重量は324キロ。母子を乗せた状態でも許容重量を下回っていたという。また、ゴンドラとモーター部分をつなぐパイプの直径も基準を満たしており、何が原因でパイプの溶接部分が折れたかを検証する。
- 千葉日報ウェブ / 2015年5月4日
- 2015年5月2日
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ゴンドラ落下し母娘がけが /千葉県・山武市
2日午後3時10分ごろ、千葉県山武市の県立蓮沼海浜公園で、ゴンドラ型遊具が落下し、乗っていた茨城県かすみがうら市の母親(41)が肋骨を折るなどし、女児(3)も全身打撲のけがをした。山武署が業務上過失傷害の疑いもあるとみて事故原因を調べている。
署などによると、事故が起きたのは「スカイパイレーツ」という2人乗りの遊具で、全5台のゴンドラが約4メートルの高さで全長約180メートルのコースを水平に周回する。つるす支柱が折れ、ゴンドラごと地面へ落下した。落下したのは芝生の上だった。
- 信濃毎日新聞 / 2015年5月2日
- 2015年4月23日
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公園の遊具から周辺より高い放射線量
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遊具から周辺より高い放射線量が検出された東京・豊島区の公園で、区が詳しい調査を行ったところ、遊具のそばの地表から、1時間当たり最大で480マイクロシーベルトという高い放射線量が検出されたことが分かりました。区は念のため、公園への立ち入りを禁止して原因を調べるとともに、健康相談を受け付ける窓口を設置することにしています。
豊島区によりますと、区内にある「池袋本町電車の見える公園」で、「放射線量の値が高い」と近くの住民から連絡があり区が22日調査を行ったところ、滑り台などが組み合わされた子ども向けの遊具のすぐそばで、1時間当たり最大で2.53マイクロシーベルトと、周辺より高い放射線量が検出されました。
区が23日に改めて詳しい調査を行った結果、遊具に取り付けられた2つの階段の間付近の地表から、1時間当たり最大で480マイクロシーベルトという高い放射線量が検出されたということです。遊具からおよそ5メートル離れると、1時間当たり最大で0.1マイクロシーベルト以下と、通常の値に収まっているということです。 区は念のため、公園への立ち入りを禁止するとともに、遊具のそばの地中に何らかの物質が埋まっている可能性が高いとみて、原因を調べ、今後、撤去などの対策を進めることにしています。
また、区は24日から池袋保健所に健康相談を受け付ける窓口を設置することにしています。
電話番号は、03-3987ー4174です。
原子力規制庁が職員派遣して対応
放射線の専門家で作るICRP=国際放射線防護委員会では、一般の人の被ばく線量について、1年間に1ミリシーベルト以下に抑えるべきだと勧告しています。 遊具のそばの地表で測定された1時間当たり480マイクロシーベルトという放射線量は、その場所に2時間余り居続けると、1ミリシーベルトに達する値です。 このため、原子力規制庁は職員を派遣し、遊具に近づけないように周りをフェンスで囲っていることと、フェンスのすぐ外側の地上1メートル付近の放射線量が1時間当たり0.11マイクロシーベルトにとどまっていることを確認しました。
この値であれば、仮に1年間その場所に居続けても、被ばく線量は1ミリシーベルトを下回るということです。 - NHKニュースWEB / 2015年4月23日
- 2015年4月1日
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設置から20年以上の公園遊具が半数 国交省、点検や修理求める
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全国の公園にあるブランコや滑り台などの遊具は平成25年度末時点で46万3933基に上り、設置から20年以上経過したものが47・7%を占めることが31日、国土交通省の調査で分かった。国は使用期間を定めておらず、業界団体は標準的な期間を10~15年としているが、公園を管理する地方自治体の予算不足で修理や更新に手が回らない実態がある。
20年以上の遊具の割合は22年度末の前回調査から1・2ポイント増加した。国交省は「定期的に点検、修理を行えば長く、安全に利用できる」として自治体に対応を呼び掛けている。
また、国や自治体の点検で、修理や撤去が必要と判断された遊具は3万4701基(7・5%)だった。このうち修理したのは1万1514基、撤去は1717基で、残りのほぼ半数は使用を中止するなどの応急措置で済ませていた。
- 産経ニュース / 2015年4月1日
- 2015年3月31日
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看板、安全点検せず 伊賀女児負傷、市「遊具でなく想定外」 /三重県・伊賀市
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伊賀市平野西町にある市管理の「くれは水辺公園」で二十八日、市内の小学六年生の女児(12)が松尾芭蕉の句碑の説明板で指先を切断した事故で、市都市計画課は遊具ではない看板が安全かどうかの点検をしていなかった。北山太加視(たかし)建設部長らが三十日会見し「説明板の上に乗るとは想定しておらず、盲点だった」との見方を示した。
同課が管理する市内二十九カ所の公園の遊具は年一回は専門業者、月一回は市の委託を受けたシルバー人材センターが触ったり、ハンマーでたたくなどして点検している。しかし説明板はこうした点検はせず、週四回の巡回で目視で確認していたという。
事故のあった説明板はステンレス製で縦横四十センチ。芭蕉の句の説明を記し、二本の支柱(高さ六十センチ)の間に左右一本ずつのボルトで取り付けられていた。ボルトは一つはステンレス製で片方は鉄製。
市によると、女児は支柱を手に持って後ろ向きに説明板に乗り掛かったところ、板が傾いて地面に倒れた。女児は説明板に右手薬指を挟まれ、爪から先の部分を切断したとみられる。
公園には他に十五基があったが、いずれもボルトはステンレス製。鉄製のボルトは修理の際に代替品として使われたとみられるものの、修理記録は残っていない。事故当時、強く締め付けられていたかは不明という。
市は三十日、二十九カ所の公園の看板などを重点的に緊急点検。事故のあった公園にある他の説明板全てを撤去した。北山部長は会見で謝罪し、「今後は子どもや高齢者など弱者の立場、目線から管理したい」と話した。 - cyunichi web / 2015年3月31日
- 2015年3月17日
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直径5m深さ2m、ブランコの真下が陥没 愛知の公園 /愛知県・春日井市
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愛知県春日井市出川町の公園「前平(まえひら)ちびっ子広場」で、地面の一部が陥没しているのが見つかった。直径5メートル、深さは最大2メートル。管理をしている市は広場の入り口を閉鎖し、穴の周囲を柵で囲った。
市によると、公園の近くに住む人から15日朝通報があった。陥没したのは広さ488平方メートルの広場の中央部で、ブランコの真下付近。けが人はいないという。一帯は戦前、亜炭鉱の採掘区域だったとみられ、市は17日にも原因を調査する。
- 朝日新聞 DIGITAL / 2015年3月17日
- 2014年5月15日
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空中から子ども2人落下、突風が遊具さらう /アメリカ・ニューヨーク州
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米ニューヨーク州で、空気で膨らませたトランポリン状の遊具「バウンスハウス」が突風にあおられて空中に舞い上がり、中で遊んでいた子ども2人が2階建てほどの高さから落下して重傷を負う事故があった。
警察によると、同州サウスグレンズフォールズで12日、集合住宅近くの庭に設置されたバウンスハウスが突然の猛烈な突風にあおられ、4~6メートルの高さに舞い上がった。
中にいた男の子2人は空中から投げ出され、6歳児は路上で、5歳児は駐車場で発見された。2人とも病院に搬送されたが、けがの程度は不明。
調べによると、事故当時は大人数人が子どもたちを見守っていて、バウンスハウスは、正しく地面に固定されていたという。
近所の住民は、もう1人いた10歳の女の子も軽傷を負い、現場で手当てを受けたと話している。
バウンスハウスを製造した遊具メーカー、リトルタイクスは、この事故について調査していることを明らかにした。
バウンスハウス関連の事故は米国内で急増している。
小児病院の調査によれば、バウンスハウス関連のけがは1995~2010年に1500%の激増となり、08~10年の間に倍増。10年だけでも1日に平均31人が緊急治療を受けている。 - CNN/ 2014年5月15日
- 2014年5月10日
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強風でゴールポスト倒れる 頭に当たり、小2男児けが /栃木県・矢板市
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矢板署によると、10日午前11時5分ごろ、矢板市中のヴェルフェたかはら那須フットサルコートで、フットサルのミーティング中、強風で倒れたゴールポストが同市、小学2年男子児童(7)の後頭部に当たり、男児がけがをした。
同署によると、男児は軽傷という。
- 下野新聞/ 2014年5月10日
- 2014年5月3日
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公園の遊具壊れ5歳女の子がけが 千歳市が18基を使用禁止に /北海道・千歳市
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千歳市の「とみおか5号公園」で、5歳の女児が遊具で遊んでいたところ一部が突然壊れ、52センチの高さから地面に落ちて腹部と手首にけがをした。千歳市が2日発表した。市は10カ所の公園にある同型の遊具18基を緊急点検し、使用を禁止にする措置を取った。
事故は1日に起きた。市によると、遊具は鉄製の支柱に繊維強化プラスチック(FRP)製の乗り台を取り付けている。破損したのは乗り台の下部後方 にある支柱との接続部分。幅15センチほどで、金具でFRP部を挟み込みボルト2本で締め付けていた。乗り台にまたがって前後に動かして遊ぶ遊具。長さ 64センチ、幅44センチの大きさ。女児の母親が、事故があった直後の午後2時半ごろ、市に連絡した。
破損した遊具は2007年7月に設置された。毎年この時期、遊具の点検資格を持つ市の委託業者が点検していた。今年は4月29日に実施しており、目視で状態を確認し、揺らして動作を確かめたという。
点検した業者によると、この際には今回破損した所とは異なる、足を乗せる部分付近で小さな亀裂が見つかっていて、AからDまでの4段階判定で上から3番目の「C」にしたという。ただ安全性に問題は無いとし、市もほかに異常がなかったことから使用禁止にはしなかった。
市は、事故後の緊急点検で同型の遊具を分解して調べた。接続部で塗料のひび割れなどが4基で見つかったことから、万一を考えてメーカーに調査を依頼している。
同型の遊具は2002年9月から順次設置されている。
- 苫小牧民報社/ 2014年5月3日
- 2014年4月23日
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鉄棒外れて落下 男児が大けが /北海道・札幌市
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札幌市白石区の公園で小学3年生の男の子が遊んでいた鉄棒が突然、支柱から外れ、男の子は手首の骨を折る大けがをしました。 鉄棒と支柱の接続部分がさびて腐食していたということで、札幌市が詳しい状況を調べています。
札幌市によりますと、16日午後5時前、札幌市白石区にある「白石霜踏公園」で、近くに住む小学3年生の9歳の男の子が鉄棒で遊んでいたところ、握っていた棒が突然、支柱から外れました。 このはずみで男の子は地面に落下し、右手首の骨を折る大けがをしました。
外れた鉄棒は長さが1メートル80センチ、重さが10キロあり、札幌市が調べたところ、左右に建てられた支柱と鉄棒の接続部分が両方ともさびて腐食していたということです。 この公園の遊具は、冬は雪に埋まり、さびたり腐食したりするおそれがあるため、今月26日に市の委託を受けたメーカーが異常がないか点検することになっていました。
札幌市は、鉄棒が外れた詳しい状況を調べるとともに、鉄棒がある市内の公園の緊急点検を行って安全性を確認することにしています。 - NHK NEWS WEB / 2014年4月23日
- 2013年9月12日
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遊具のばね切れ前歯折る 愛知、企画展で中1男子 /愛知県・東浦町
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愛知県は12日、県が所有する「あいち健康科学総合センター」(東浦町)で8月、企画展のため設置されていた遊具のステンレス製のばねが切れて中学1年の男子生徒(12)の顔面を直撃、前歯2本が折れたり欠けたりしたと発表した。
県によると、事故があったのは、ロープにぶら下がって上昇したり下降したりして楽しむ遊具「月面ジャンプ」。約3・6メートルの高さの支柱につながれたばねから垂れたロープにつかまって遊ぶ。ばねは長さ約50センチ、直径約3・5センチで、8月29日午後2時半ごろ、男子生徒が遊んでいたところ、根元から突然切れたという。
県は同日中に遊具の利用を中止し、企画展の運営を委託された民間会社が撤去した。民間会社が遊具の点検を行っていたが、事前に異常は見つからなかったという。 - 産経ニュース / 2013年9月13日
- 2013年9月2日
- サッカーゴールの下敷き、19歳専門校生が死亡 /長野県・上田市
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1日午後2時25分頃、長野県上田市菅平高原の「エーデルホテル」のグラウンドで、東京都杉並区上高井戸、専門学校2年山本育人さん(19)が、倒れてきた鉄製のサッカーゴール(高さ2・6メートル、幅7・5メートル)の下敷きになり、頭を強く打って搬送先の病院で死亡した。
上田署によると、山本さんは、同グラウンドで開催されたサッカーの大会に参加した後、ゴール前で記念撮影をする際に4人でクロスバーにぶら下がっていたという。他の3人にけがはなかった。同署で詳しい状況を調べている。 - 読売新聞 / 2013年9月2日
- 2013年6月3日
- サッカーゴール事故 生徒死亡 /千葉県・茂原市
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28日、千葉県茂原市の県立高校で、体育の授業中に倒れたサッカーのゴールに下敷きになり意識不明の重体となっていた高校3年生の男子生徒が30日午後、死亡しました。
28日、千葉県茂原市の県立茂原樟陽高校のグラウンドで体育の授業でサッカーをしていたところゴールが倒れ、この学校に通う3年生の最首千春さん(17)が下敷きになりました。
最首さんは首を強く打つなどして意識不明の重体となり、病院で手当てを受けていましたが30日午後、死亡しました。
サッカーゴールは倒れないよう、くいや土のうで固定することが教育委員会の手引きで定められていますが、この学校では固定しないまま使っていて、最首さんがゴールにぶら下がったあとに倒れたということです。
警察は安全管理に問題がなかったか調べることにしています。
千葉県の瀧本寛教育長は、「安全・安心であるべき学校において発生した事故で尊い命が失われる、あってはならないことが起き、両親や家族の皆様に大変な心労をおかけしたことをおわび申し上げます。再発防止に全力で取り組み、安全管理の徹底に努めていきます」とコメントしています。 - NHK News web / 2013年6月3日
- 2013年4月17日
- 老朽遊具を放置、遊んだ小1重傷 /大分県・九重町
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大分県九重町教育委員会は16日、町立飯田小1年の男児(6)が校庭の回転式遊具に頭をはさまれ、鼻骨骨折と両頬陥没骨折の重傷を負ったと発表した。遊具は老朽化のため町教委が3月に使用禁止にしていたが、永松一郎校長(53)が別の遊具と勘違いし、放置していた。
町教委や校長によると、事故は15日の昼休み中の午後1時15分ごろ発生した。遊具は「メリーゴーランド」と呼ばれ、固定ハンドルを手で押すと座席部分(直径1・5メートル、8席)が回る仕組み。事故当時、1、2年生を中心に8人が座席に座り、時計回りに回していた。けがをした男児は、回転が速くハンドルに引きずられたらしい。
同小は11日に入学式があったばかり。
- 毎日新聞 / 2013年4月17日
- 2013年4月4日
- 老朽化遊具で男児骨折 愛知の公園、県が点検不備と謝罪 /愛知県・稲沢市
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愛知県は3日、稲沢市の県営公園の遊具で遊んでいた小学生の男児(8)が木製遊具のボルトに頭を打ち、頭蓋骨陥没骨折の重傷を負う事故があったと発表した。遊具は製造から20年以上がたち、老朽化によってボルトがむき出しの状態になっていた。
県の担当者は「定期的な点検で危険を発見することができなかった」と謝罪した。事故があったのは、同市の「木曽川祖父江緑地」内にある木製の丸太橋。県によると、3月27日に兵庫県から両親と公園を訪れていた男児が丸太を渡る際に転倒し、丸太からむき出しになっていた
直径10ミリメートルのボルトに頭部をぶつけた。男児は頭蓋骨を陥没骨折する全治1年の重傷で、現在は自宅で療養中という。
県の基準では、遊具の表面を突き出るボルトの長さを「3ミリメートル未満」とすることを規定。3ミリメートル以上になる場合はキャップなどで覆うよう求めている。 事故が起きた丸太は木材が劣化して表面が剥がれ、本来は出っ張っていないナットが露出したうえ、ナットからボルトが5ミリメートル浮き出た状態になっていた。キャップなどの保護策も施していなかった。
事故発生から1週間後の公表となったことについて、県は「他の公園の緊急点検の結果が出たところでと考えていた」と釈明。そのうえで「もっと早く報告すべきだった。判断が間違っていた」と陳謝した。
県は男児の両親と6日に面会し、謝罪する予定。
- 日本経済新聞 / 2013年4月4日
- 2013年4月2日
- 公園の遊具ワイヤ切れ2女児軽傷 /名古屋・名東区
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名古屋市名東区の猪子石原中央公園の遊具「ターザンロープ」(全長20メートル)で1日、支柱の滑車部分でワイヤが切れ、ロープにぶら下がって遊んでいた名古屋市千種区の女児(10)2人が軽いけがをした。 市は2日朝から、市内に73基ある同じ遊具を緊急点検する。
市緑地維持課によると、女児2人は地上20センチの高さから落下。1人は地面に右側頭部を打ち付けて打撲、1人は尻から落ちて、ともに軽傷。
高さ3・3メートルの支柱に取り付けられた滑車部分で、直径9ミリのワイヤが切断していた。市は事故後、利用を中止した。
この遊具は公園が完成した2002年4月に設置された。市の巡視員が月1、2回、目視で点検するほか、年1度、定期点検を実施していたという。設置以来、ワイヤは交換しておらず、市の担当者は「滑車が動く部分で劣化が生じたのではないか」とみている。 - 中日新聞 / 2013年4月2日
- 2013年3月1日
- 公園で女児けが 大分市、また周知遅れ /大分
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大分市は28日、所管の高江中央公園(高江南3)でブランコの座板とチェーンをつなぐシャックルのボルトがはずれ、遊んでいた市内の女児(6)が左足打撲のけがをしたと発表した。
発生は2月22日。1週間も市民に周知しなかったことについて、吉田健二・市公園管理事務所長は「同様のブランコの数を調べ、撤去する再発防止策を優先した」と説明。市の危機対応に批判が集まりそうだ。
市は「軽傷で家族の意向もない」として県警に事故通報もしていない。同市は11年5月に希望ケ丘2の公園で小学生3人が骨折などけがをしたタイヤブランコ事故でも県警に通報せず、公表が1日以上遅れたことがある。
今回の事故は22日午後4時半ごろ発生。ブランコは93年設置で、女児が1人で遊んでいたところ、突然座板が落ち、高さ約50センチから転落した。シャックルの軸の脱落防止ボルトが緩んでいたのが原因だが、なぜ緩んだかは不明で、45公園に112基ある同タイプの撤去を25日から始めた。溶接などで安全性を高めて再設置する。昨年3月の年1回の定期点検では異常はなかったという。
- 毎日新聞 / 2013年3月1日
- 2013年2月25日
- 遊具から、女性客骨折−裾野「ぐりんぱ」 /静岡
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24日午後3時45分ごろ、裾野市須山藤原の遊園地「ぐりんぱ」から「人が遊具から落ちた」と119番があった。転落した神奈川県小田原市の女性(34)は沼津市内の病院に運ばれたが、腰の骨を折る大けが。沼津署が事故の原因を調べている。
ぐりんぱを運営するフジヤマリゾートと沼津署によると、女性が空中スライダー「モモンガトライアングル」で遊んでいたところ、何らかの理由で約6・5メートル下の凍結した湖面に転落した。
同社によると、モモンガトライアングルは昨年7月に導入。湖上を三角に結ぶように三つのコースを滑走する。
安全帯、ヘルメットなどを着用し、スタッフからの着用のチェックを受けた上で滑走する。女性も確認を受けた後に滑走し、途中で落下したという。落ちた際、安全帯は身につけていたという。
ぐりんぱは当分の間、モモンガトライアングルの利用を中止する。
- 毎日新聞 / 2013年2月25日
- 2012年7月13日
- 中央林間ツリーガーデン 遊具撤去で存続へ
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大和市が事実上の廃止方針を示している「緑野青空子ども広場ツリーガーデン」が、一部遊具を撤去して存続される公算が大きくなった。7月8日に大和市が開いた協働事業の提案意見交換会で、市と地元の管理運営委員会が新たな協働事業として存続させる方針が明らかになった。
会場で市が配布した資料によると双方が6月25日から4回にわたり話し合いの場を設け、7月3日までに調整事項などを合意した。
新たなツリーガーデンは、危険度の高い遊具を撤去したうえで開催日のみ設置する遊具を子どもたちに提供する。さらに敷地内の畑で収穫した野菜を使うイベントなどを催すなどして「子どもたちに刺激や挑戦の体験を提供していく」方針。
現場の安全管理は引き続き管理運営委員会が担い、ブランコやターザンロープなどの遊具で遊べる日を土・日・祝日に限定して運営する、としている。
今年の夏休み前にデッキなどを撤去し、存続を求め署名活動を行う人たちには管理運営委員会が理解を求めることなど、7項目についても双方が合意している。
管理運営委員会では「遊具撤去は苦渋の決断だが遊び場確保を最優先とした結果」とし、市は「詳細については協議中のためコメントできない」としている。
この事業は8月31日に庁内で事業決定され、市長査定を経て新年度予算案に関連事業費が盛り込まれる。市議会がこの予算案を議決して事業が実施される。
- タウンニュース 大和版 / 2012年7月13日
- 2012年7月9日
- 公園安全点検:夏休み前にチェック /山口
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夏休みを前に、子供たちが遊ぶ公園に危険がないかなどを調べる「安全点検活動」が7日、山口市湯田温泉2の井上公園でおこなわれた。
山口市の主催。親子連れや防犯ボランティアら約45人が参加し、防犯ベルの位置や管理状況などをチェックするなどして、公園内の危険箇所を確認した。山口署の生活安全課長(54)は「外から見えにくい状況を作らないことが大事」と訴えた。
4歳と9カ月の2人の子供を持つ同市葵2の主婦(30)は「公園には木が茂っていて見づらいところが数カ所あった。見通しが悪いところは危険だと改めて感じました」と振り返った。
活動終了後、子供たちには防犯標語「いかのおすし(行かない、乗らない、大きな声を出す、すぐ逃げる、知らせる)」が書かれた巾着やミニライトが配られた。
- 毎日jp / 2012年7月8日
- 2012年7月9日
- 公園遊具を一斉点検 <松山市が133か所>
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夏休みを前に、松山市内の公園133か所の遊具一斉点検が6日、行われた。遊具約1000個の中で使用不可となるものはなかった。
公園管理を行う自治会などでつくる「市公園管理協力連絡協議会」と市が、毎年実施。A~Dの4段階で評価し、D評価の遊具は直ちに使用禁止となる。
今年は遊具設置業者を含む184人が参加。同市南高井町の杖ノ淵公園では、市職員ら7人が滑り台やブランコなど9つの遊具を見て回り、金づちなどで金属の腐食や空洞化、ボルトの緩みを確認していた。
点検の結果、D評価はなく、B評価(28件)、C評価(6件)の遊具は、今月中にも修理を始める予定。市の担当者は「子どもたちには、遊具を正しく利用し、目いっぱい楽しく遊んでもらうことを望みたい」と話している。
- YOMIURI ONLINE / 2012年7月7日
- 2012年6月29日
- 「想像子ども公園」、88%で事故の危険性 /ソウル
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ソウル市が25日までに、各自治区で管理する「想像子ども公園」304カ所のうち50カ所を点検した結果、44カ所(88%)で事故の危険性があることが分かった。
これら公園では、シーソーがさびついていたり、ボルトがなかったり、遊具のとがった部分が露出していたりと、児童のけがが心配される箇所が見つかった。きちんと動かない遊具や故障したドアが放置されていた公園も5カ所あった。8カ所の公園では、悪口や下品な言葉を書いた落書きがそのままになっており、公園内の体験学習施設が破損した状態で放置されていた公園も6カ所あった。
また、公園の周りのフェンスがきちんと整備されていないケースは27件、いすが壊れていたり、色あせたまま置かれていたりしたケースは23件見つかった。児童の安全を守るために設置された監視カメラが故障していた公園、設置されていない公園も6カ所あった。
市の監査官室は「想像子ども公園は各区で管理・運営することになっているが、人員不足で管理がおろそかになっているケースが多かった」としている。市は問題が指摘された公園を管轄する区に対し、整備を指示した。
- 朝鮮日報 / 2012年6月29日
- 2012年6月25日
- 公園遊具の安全性確認 金沢市で点検開始
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金沢市の公園遊具定期点検は22日、市内各地で始まり、市の委託を受けた専門業者が遊具の腐食や経年劣化を調べ、安全性を確認した。7月20日までに公園413カ所の遊具797基を点検する。
太陽が丘2丁目の太陽が丘ゆうひみ公園では、日本公園施設業協会員が滑り台やブランコの支柱に腐食がないかを目視し、揺すって強度を確かめるなどした。
設置から10年以上たった遊具と5年以上経過した木製複合遊具、ばねが使われているスプリング遊具が対象。昨年度は52基を撤去、94基を修繕した。
- 北國新聞 / 2012年6月22日
- 2012年6月1日
- 中央林間ツリーガーデン 大和市が廃止の意向
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大和市はこのほど、中央林間の市有地にある遊び場・通称「ツリーガーデン」を、来年3月いっぱいで廃止する意向を固め、地元関係者にその方針を伝えた。これに対し、一部の住民が存続を求め署名運動を始めている。
ツリーガーデンは2006年12月に、緑野市営住宅跡地(中央林間1丁目)に作られた遊具広場の愛称。当時の大和市が設置費用として200万円を負担し、地元住民が管理と運営を行う「大和市協働事業」の一環として設置された。
広場にあるヒマラヤ杉や桜の木をそのまま活用して高さ5mのデッキを作り、その周囲にも間伐材などを再利用した遊具が点在している
30人の地域住民からなる管理運営委員会が、安全面にも配慮しつつ、運営を続けてきた。市と同委員会は2006年の協働事業の契約締結から2度にわたり契約を更新。2010年4月には、来年3月31日までの3年契約を結んだ。こうした中、市から告げられた廃止の知らせに管理運営委員会が、「寝耳に水」と困惑している。
大和市が協働事業の廃止を決めた背景には、転落事故によるけがの多さがある。市によると、2006年12月からの5年間で、設置してある遊具から転落して骨折した子どもは9人。そのほかにも大小様々なけがが報告されているという。
この遊び場では安全を確保するために、管理運営委員会が休日に限り、「プレイリーダー」と呼ばれる見守り人を1〜2人配置しているが、原則として自己責任で遊ぶように呼びかける看板などを設置している。
市では「事故の箇所を点検し、危険な遊具は撤去するなど市でも対策を講じてきたが、事故がなくならない。これまではけがだけで済んでいるが、死亡事故がおきる可能性も否定できず、行政として関わっていくのは難しい」としている。
市が管理運営委員会にツリーガーデン廃止の意向を示したのは4月13日。役員を集めた臨時の説明会で事情を説明した。さらに30人あまりの委員が出席した5月26日の運営委員会でも市の職員が理由を説明して廃止の意向を伝えた。
その後、地元では有志ら10人が「ツリーガーデンの存続を願う会」を結成。存続を求める署名運動を開始した。委員の1人は「ツリーガーデンは、子ども達が自分の責任で自由に遊ぶための遊具。このすばらしい施設を来年以降に残すため活動していきたい」と話している。
- タウンニュース大和版 / 2012年6月1日
- 2012年6月1日
- 市民会館内に遊び場 福島市、9月めどに設置
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福島第1原発事故で、福島市は子どもの外部被ばく対策として、同市霞町の市民会館に屋内遊び場を9月をめどに設置すると発表した。
ホールを利用し、屋内で使用できる砂場や遊具を設ける。事業費は約7000万円で本年度の一般会計補正予算案に計上した。
市は市社会福祉協議会と共同で屋内遊び場を設置しているが、単独の開設は初めてとなる。子どもの被ばくに不安を抱き、屋外遊びを控える保護者に配慮した。
市は「子どもの遊びや発達のために積極的に利用してほしい」と話している。
屋外遊びも促そうと、放射線量の低い同市茂庭の広瀬公園にブランコやすべり台などの遊具を新設する。事業費は約4000万円。福島駅との間に1日3便の無料送迎バスを運行する。
- 河北新報 / 2012年6月1日
- 2012年5月15日
- 東区のブランコ、木製 根元腐食
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14日午後3時55分頃、広島市東区、戸坂千足市営住宅の敷地内にある公園で、木製の大型遊具の支柱(1辺15センチ)2本が根元から折れて倒れ、遊んでいた小学3年の女児(8)が転倒、胸などに軽いけがをした。
市消防局東消防署や東区役所によると、滑り台と回転式のタイヤブランコが一体になった遊具で、住宅ができた1995年からある。ブランコは水平に渡した柱(地上約3メートル)から鎖でつるされ、区職員が年1回点検していたが、原則として目視に頼っていた。
事故当時は女児を含む3人がブランコに乗り、ほかの子に揺らしてもらって遊んでいたが、突然、支柱がぐらついて折れ、ブランコごと倒れたという。支柱は根元付近が腐食していた。
事態を重くみた市住宅政策課は、市営住宅の敷地内にある同様の遊具の一斉点検を決定。「市内8区のすべてで早急に調べ、対策を講じたい」としており、都市公園などの遊具についても、今回の事故を管理者に伝え、注意を促す。
- YOMIURI ONLINE / 2012年5月15日
- 2012年5月14日
- いたずら?:調布の2公園、くぎが散乱 /東京
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調布市佐須町4の2カ所の公園で、スクリューくぎ(長さ約3センチ)が約100本ずつ散乱していたことが調布署などの調べで分かった。現時点でけが人の報告はないという。同署は悪質ないたずらとみて捜査している。
同署や市によると8日夕方に近くの住民から市に「公園にくぎがばらまかれている」と連絡があった。9日午前に市職員が遊具付近や芝生で約100本を見つけた。また、近くの別の都営アパートの公園の砂場でも約100本が見つかったという。
- 毎日jp / 2012年5月11日
- 2012年3月30日
- 公園遊具、20年以上が5割
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全国の公園にあるブランコ、すべり台などの遊具の数は2010年度末時点で45万8832基に上り、うち46・5%は設置から20年以上が経過していることが29日、国土交通省の集計で分かった。07年度末時点の前回調査より3・4ポイント多かった。
国交省に報告があった10年度の遊具による重傷事故は計7件で、老朽化が原因とみられるケースもあった。遊具の業界団体は標準的な使用期間を10~15年としているが、国交省はきちんと修理していれば20年を超えても安全に使えるとして、小まめな点検を自治体などに呼び掛けている。
- CHUNICHI Web / 2012年3月29日
- 2012年3月29日
- 塩尻市、公園施設の長寿命化計画
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塩尻市は2012年度から2年間かけ、市内の公園施設を計画的に補修、更新する長寿命化計画を策定する。既に市道や橋、下水道施設も策定もしくは策定中で、高度経済成長期に整備され、老朽化が進む都市インフラ改修に、財政負担の軽減を図りながら総合的に取り組む方針だ。
インフラや公共施設の長寿命化には、国の社会資本整備総合交付金の補助制度があり、財政的に有利。塩尻市は09~10年度で、長さ15メートル以上の橋108カ所と下水道幹線の長寿命化計画を策定したのを皮切りに、11年度からは市道(総延長200キロ)と下水道浄化センターの計画策定に着手した。
新たに始める公園は、地域の小公園や緑地を除く都市公園26カ所。1976(昭和51)年建設の大門原児童公園など30年以上を経過する公園も多く、遊具やあずまや、トイレなどは老朽化が進む。
毎年補修はしているが、限られた予算では手が回らず、更新もされていないため、全遊具と施設を点検し、補修・更新計画を立てる。必要な補修は13年度から始め、向こう20~25年の長寿命化を目指す。
計画策定は、専門業者に委託する方針で、提案公募型で業者を選定し、8月ごろ発注する。事業費は2カ年で1000万円。
日本公園施設協会が定める公園遊具の安全基準は、08年度から厳しくなっており、市建築課は「安全性を高めることを含めて計画をまとめたい」と話している。
- CHUNICHI Web / 2012年3月29日
- 2012年3月29日
- 美馬に幼保連携型こども園
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美馬市が同市脇町拝原に建設を進めていた「江原認定こども園」が完成し、28日、落成式が行われた。「幼保連携型」のこども園としては県内初。来月3日に保育所、9日に幼稚園の入園式が行われ、約140人の園児が木材をふんだんに使った園舎に通園する。
同地域には江原南幼稚園と江原保育所がある。しかし、幼稚園も保育所も建物が老朽化、耐震に問題があった。市では地元の要望を受け、昨年3月から幼稚園と保育所が連携した、こども園の建設を進めていた。
こども園は、木造一部鉄筋コンクリート平屋1800平方メートル。保育室8室や乳児室、医務室、子育て支援室などがあり、3歳児の教室は床暖房を完備。園庭には園児たちの運動能力向上を目指し、ブランコ、滑り台など総合型の屋外遊具を備えている。
建物は徹底して木材にこだわった。環境に配慮した管理が行われていることを示す「緑の循環認証(SGEC)」を受けた市内産材を使用。定員は0歳~5歳児の180人、総事業費は用地買収費を含め約6億5000万円。
落成式には牧田久市長ら関係者約50人が出席。牧田市長は「新しい園舎で子どもたちが楽しく遊び、のびのび育って欲しい」と願いを込めた。
- YOMIURI ONLINE / 2012年3月29日
- 2012年3月12日
- 事故:江別の遊具転落 雪に埋まり重体の小2死亡
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北海道江別市の公園で男児が遊具から落ちて雪に埋まった事故で、意識不明の重体だった同市上江別南町の小学2年の児童(8)が9日、入院先の病院で死亡した。江別署によると、死因は低酸素脳症による多臓器不全という。
同署によると、児童は2月28日午後4時ごろ、自宅近くの「上江別南町公園」で雪に埋もれた遊具のつり橋の隙間を踏み抜き、雪の中に埋まった。数十分後に心肺停止状態で救出され、その後に自発呼吸を再開したが、意識が戻らないまま9日午前7時15分ごろ容体が急変したという。
- 毎日jp / 2012年3月10日
- 2012年3月5日
- 複合遊具設置72公園を点検 江別市
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江別市上江別南町の上江別南町公園で、近くに住む小学2年生の男児(8)が複合遊具の隙間に落ちて雪に埋まり、意識不明になった事故を受けて、公園を管理する市は29日、同じような複合遊具が設置されている市内72の公園を点検し、危険と判断した遊具の使用を禁止した。
市建設部職員と江別市シルバー人材センターの会員計20人が、事故が起きた遊具と似たジャングルジムやつり橋などを組み合わせた複合遊具のある72の公園を点検。遊具の周りに立ち入り禁止のテープを張り、「危険につきロープの中に入らないで下さい」と書かれた紙を貼り付けた。
市が管理する公園は全部で228カ所あり、残りは1日以降、雪穴や危険な雪庇(せっぴ)がないかなどについて順次点検する予定だ。市都市建設課の伊東孝課長は「公園を管理する側として、冬場の公園の安全な環境づくりを進める」と話した。
- asahi.com / 2012年3月1日
- 2012年2月29日
- 北海道・江別市の公園で遊具のつり橋から落下した小2男児が雪に埋まり重体
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北海道・江別市の公園で28日、小学2年生の男の子が遊具から転落し、雪に埋まった。
男の子は意識不明の重体になっている。
事故があったのは、江別市の上江別南町公園。
28日午後4時ごろ、近くに住む小学2年生の男児(8)が遊具のつり橋で同級生と遊んでいたところ、つり橋の隙間から落ち、雪の中に埋まった。
男児はおよそ30分後に駆けつけた母親によって救助されたが、意識不明の重体となっている。
つり橋はジャングルジムのような遊具同士をつないでいて、歩いて渡る丸太の上には1メートルほど雪が積もっていたが、危険を知らせる看板はなく、自由に遊べる状態だった。
警察は29日、実況見分をして事故原因などを調べる方針。 - FNNニュース / 2012年2月29日
- 2012年2月3日
- リタイアえぼし号を遊具に 3月21日から茅ヶ崎公園に設置
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市はこのほど、廃車になった「コミュニティバスえぼし号」1台を茅ヶ崎公園(茅ヶ崎市中海岸3の3の11)内のオリーブ広場近くに展示し遊具として活用することを発表した。展示開始は3月21日(水)を予定している。この試みは、子どもたちなどにコミュニティバスに触れてもらい、身近に感じてもらうことを目的とするもの。設置するバスは乗車定員27人(座席13席)のオムニノバ社製マルチライダーで45万Kmを走行し、延べ利用者人数は169万人にのぼる。車体の老朽化や修理費が高額になることなどを理由に廃車となった。コミュニティバスを展示し遊具として開放するのは県内初の試みとなる。
公園内に展示する際は、バスの周りを落書きやいたずら防止のために高さ1mほどのフェンスで囲う。また現在は寒川町内の工場で展示のために内外装の修理・補修作業が進められている。市都市政策課職員は「多くの人が集まる公園に設置することでコミバスに親近感を持ってもらいたい」と話している。
「コミュニティバスえぼし号」は2002年から運行を開始し、まもなく10周年を迎える小型バス。利用者は全路線で236万人(11年度上期現在)となり、市の公共交通としての役割を果たしている。
- タウンニュース / 2012年2月3日
- 2012年1月30日
- 保育施設の事故、11年89件に 厚労省
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全国の保育施設で昨年1年間に自治体から報告された乳幼児の事故は89件で、前年の50件から1.8倍に増えたことが28日、厚生労働省の集計で分かった。このうち死亡事故は2件増えて14件だった。厚労省は「原因を分析し、自治体などに注意を促したい」としている。
厚労省によると、死亡事故は0~2歳児がいずれも睡眠中に様子がおかしくなった。内訳は0歳児が7人で半数を占めた。乳幼児突然死症候群(SIDS)やその疑いのある事故のほか、業務上過失致死の疑いで捜査中の事故もあるという。
乳幼児がけがをした事故は75件で、遊具からの落下や転倒などによる骨折が最も多い61件。そのほかにやけどなどがあった。年齢別では5歳児が21人で最も多かった。
施設別では認可保育所が69件、認可外が20件。発生場所は室内が61件で7割近くを占めた。
- 日本経済新聞 / 2012年1月28日
- 2012年1月20日
- 来月から遊具を改修 松浦・不老山総合公園
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松浦市は老朽化した志佐町の不老山総合公園子供広場の遊具を2、3月に改修する。
市観光物産課によると、公園の利用者は年間約6万人で、遊具は2001年4月に供用開始。日常点検で危険箇所が見つかり、ぶらんこのいすが取り外されるなど一部は使用できなくなっていた。
約1400万円かけて、幼児用の滑り台など七つの遊具は類似品と取り換え、ロッククライミング体験など六つの大規模遊具は改修する。工事期間中は子供広場に入れない。
- 長崎新聞 / 2012年1月20日
- 2012年1月13日
- 坂出で公園の遊具焼く
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11日午前0時20分ごろ、香川県坂出市西大浜北1丁目、西大浜第1公園にある解体中の木製アスレチック遊具(高さ約4・2メートル、長さ約3・2メートル、幅約1・6メートル)が燃えているのを近所の男性が発見、119番通報した。火は約15分後に消し止められたが、遊具に使っていた丸太の接合部分などを焼いた。坂出署は、解体に使ったガスバーナーの残り火が燃え広がった可能性が高いとみて調べている。
- SHIKOKU NEWS / 2012年1月12日
- 2012年1月10日
- 遊具事故:減速不十分で着地、乗った親子軽傷--熊本・荒尾の遊園地
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国土交通省は6日、熊本県荒尾市の遊園地「グリーンランド」で小型気球を模したかごに乗って降下を楽しむ「バルーンタワー」を利用した母親(47)と女児(12)が2日、ねんざなどの軽傷を負った、と発表した。園はこの遊具の運行を休止し、同省などと事故原因を調べている。
国交省や園によると、タワーには六つのかごが付いており各4人乗り。約30メートルの高さまで上昇し、降下する。2日午後3時ごろ、けがをした2人を含む父親と男児の家族4人が乗ったかごが降下する際、十分な減速をしないまま着地した。このため母親が首を、女児が腰をねんざしたという。父親らにけがはなかった。
- 毎日jp / 2012年1月7日
- 2011年12月20日
- 世羅町本郷の保育所跡地に児童クラブ 保護者向けの講座も
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広島県世羅町は20日、ことし3月に閉所した同町本郷のおおた保育所跡地に、放課後児童クラブや子育て支援講座などに活用する「町児童ふれあいセンター」を開く。
保育所跡地の約830平方メートルのうち、建物など約477平方メートルを改修して使う。遊戯室を含む4部屋と滑り台などの遊具、園庭を備える。利用に応じて職員2人が付き添う。
同センターでは主に、放課後児童クラブを有料で開く。昼間に保護者が仕事などで自宅を留守にする小学1~3年生が、遊びや学習をしながら過ごす。
児童クラブはこれまで、近くの町人権センターで開いていたが、建物の老朽化に伴い移転する。現在は平常時には約30人、夏休みのピーク時には約60人が利用している。
児童ふれあいセンターでは、子育てや児童福祉を学ぶ保護者向けの講座、児童と中高生の交流イベントなども開く。開館時間は午前8時半から午後6時まで。日曜日と祝日、12月29日から1月3日までは休館する。
町子育て支援課は「学校とは違う遊びや交流を通じて子どもの健全な育成を図りたい」としている。
- 中国新聞 / 2011年12月16日
- 2011年12月12日
- 知的障害者に遊具規制 グリーンランド 一律対応に不満も
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熊本県荒尾市の遊園地「グリーンランド」が今秋から、知的障害のある来園者は一律に、施設内にある約6割の遊具の利用をできないよう制限している。園側は「未然に事故を防ぐためにやむを得ない」と説明する。しかし、以前利用できた遊具に乗れなくなった来園者は「楽しみにしていたのに」と不満の声を上げている。識者は「知的障害の程度は個々人でさまざま。個別対応する手段を講じるべきで、現状は知的障害者の人権を侵害している」と指摘する。
9月23日の休日、福岡市早良区の軽い知的障害のある20代の男女がグリーンランドをデートで訪れた。窓口で療育手帳を提示して障害者は割引になるフリーパスを購入しようとすると「ほとんど乗れませんが、いいですか」と説明を受けた。2人は仕事や公共交通機関の利用など日々の生活は1人で送れる。女性は母親に電話連絡し、母親が電話で園に抗議。園は、母親の話から「2人は健常者と変わりがない」として、この日2人の全遊具の利用を認めた。しかし、女性は「悔しい。二度と行きたくない」と傷ついてしまった。
グリーンランドが知的障害者の利用の一律制限を始めたのは9月中旬。パンフレットによると、障害の程度を問わず、全65施設中41施設の利用を制限。園と遊具メーカーが1年半かけて実地調査し、制限遊具を決めたという。時速20キロで走る「てんとう虫コースター」は、ホームとコースターの間に体を挟む恐れがあるとして制限。「ベビーゴルフ」(パターゴルフ)は、知的障害者がボールをコース外に打ち出した事例があったとして利用できなくした。
一方、身体障害者は1人で乗り降りが可能か、など七つのチェック項目によって乗車の可否を判断することにした。
知的障害者の事故はグリーンランドでは起きていないが、他施設には例がある。としまえん(東京)では2010年、11年に計2件発生。10年には水平のまま振り子状に動く「フライングカーペット」に乗った15歳の少年が数メートル下に落ち、重傷を負った。少年は安全バーから体を抜いて座席に横になっていたという。
としまえんは現在、従業員と付添人が相談の上、乗車の可否を決めている。スペースワールド(北九州市)や富士急ハイランド(山梨県)も同様の対応。東京ディズニーランド(千葉県)は特に制限を設けていない。
グリーンランドは「一度でも事故を起こせば、それは園の責任。現場が遊具を一番理解しており、来園者に納得してもらうしかない」(遊園地事業部)と話す。制限をめぐり、電話での問い合わせが数件あったという。
遊具の安全問題に詳しい日本大理工学部の青木義男教授(安全設計工学)は「事故の責任を施設側に押しつける風潮があるため、防衛したのだろうが、一律制限は閉鎖的」と指摘。関哉直人弁護士(第二東京弁護士会)は「知的障害者の障害の程度はさまざま。障害者側の意見も交えて個別に利用できるか否かを判断すべきだ」とする。
佐賀市の知的障害者支援施設「かささぎの里」を運営するかささぎ福祉会常務理事村上三代さんは「みんなが楽しめるのが遊園地。制限は大変悲しい。障害をよく知る付添人や従業員がよく話し合えば柔軟な対応ができるはず」と話した。
- 西日本新聞 / 2011年12月10日
- 2011年12月5日
- 公園遊具のキャラクター画、指摘受け黒塗り 愛知・東浦
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アンパンマン、ドラえもん……。愛知県東浦町緒川の於大(おだい)公園で、遊具に描かれていたおなじみのキャラクターそっくりの絵が突然、姿を消した。朝日新聞が著作権侵害の恐れがあると指摘したのを受け、管理する町が11月上旬、絵を黒塗りにしたり、地元ゆかりのキャラクターに描き換えたりした。
同公園の遊具広場にある滑り台などには、ゲームのキャラクター「ピカチュウ」や、頭にタケコプターを付けたドラえもんなど、人気のキャラクターをまねた絵が計9枚、ペンキで描かれていた。
町公園緑地課によると、遊具広場は1993年ごろに開設された。ただ、これらの絵がいつごろ描かれたかは、はっきりしないという。担当者は「遊具が殺風景ではよくないと考え、絵心があった嘱託職員が子どもが喜ぶ絵を描いたようだ」と説明する。著作権者から使用の許諾は得ていなかったが、警告を受けたことはなかったという。
今年10月、朝日新聞が「無断利用ではないか」と指摘したことから、町側は内部で検討。不適切と判断して11月11日に人気キャラに似た絵を消し、滑り台の壁面には、町観光協会のキャラクター「おだいちゃん」を描いた。
神谷明彦町長は「著作権の問題は慎重に扱うべきであり、指摘を受けた以上、改善するべきだと考えた」と話した。
- asahi.com / 2011年12月3日
- 2011年11月25日
- 浜松・西区の遊具事故 国指針の定期点検せず 市、ワイヤも13年未交換
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浜松市西区大平台の西岸中央公園で23日、滑車遊具のワイヤが切れて落下した男性会社員(35)が軽傷を負った事故で、公園を管理する市が国の指針で定められた定期点検を実施していなかったことが、市への取材で分かった。市は「日常点検で十分と判断していた」と話している。
市や日常点検を受託している浜松公園緑地協会によると、破断したのはコース最後部の緩衝バネに覆われた部分。事故前日の22日に行った週1回の日常点検では、目視のほか引っ張るなどして調べたが、異常は確認できなかったという。バネの内側部分は陰になって見えにくい。
一方、国土交通省は「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」で、日常点検のほか年1回以上の定期点検を要請。「必要に応じて専門技術者と協力して行う日常点検より詳細な点検」と位置付け、特に「通常外観から確認できない重要な部品」の点検を促している。
また指針はワイヤの推奨交換サイクルを5~7年とする日本公園施設業協会(東京)の安全基準を参考資料として引用しているが、事故が起きた遊具のワイヤは1998年の開園から13年間、一度も交換されていなかった。同協会の担当者は「ワイヤは最重要部品である上、バネに覆われた部分は摩擦で劣化しやすく、破断事故も少なくない。事故事例を踏まえた専門的な点検が大切だ」と指摘している。
市内4カ所でワイヤが劣化、22カ所を緊急点検
事故を受けて浜松市と浜松公園緑地協会は24日、市内22カ所の公園に設置してある事故が起きたのと同種の遊具を緊急点検、うち4園でワイヤの劣化が見つかった。
4園のうち2園ではワイヤを取り換える方針だが、残る2園については遊具の支柱自体の強度にも問題があるなどとして撤去も検討している。
- CHUNICHI Web / 2011年11月25日
- 2011年11月24日
- 遊具事故:ワイヤ切れ、男性落下し軽傷--浜松の公園 /静岡
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23日午前10時15分ごろ、浜松市西区大平台3の西岸中央公園で、同市南区の男性会社員(35)とその長女(4)の2人が、滑車付きのロープにぶら下がって移動する遊具「ターザンロープ」で遊んでいたところ、ロープをつるワイヤが切れ、約2メートル下の地面に落下した。浜松中央署によると、男性は首や背中を打つ軽傷で、長女にけがはなかった。
同公園を管理する浜松市公園管理事務所によると、遊具は公園ができた98年3月からあり、委託された業者が週1回、目視点検をしていた。ワイヤの長さは約20メートルで、切れたのはワイヤ本体が外から見えない部分だったという。
同事務所は事故を受け、市内の公園の遊具を改めて点検することにしており、「確認が行き届かなかったのは申し訳ない。遊具は本来1人乗りなので、今後は遊び方の注意表示をしっかりしていきたい」と話している。
- 毎日jp / 2011年11月24日
- 2011年11月8日
- 仮設小学校に遊具を 出身校長の訴えに千葉大OB支援
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東京電力福島第一原子力発電所の事故で、住民すべてが避難を強いられている福島県富岡町の仮設学校の整備に、千葉大の卒業生たちが動き出した。町に二つある小学校の校長がそろって同大出身で、その窮状の訴えに、同窓生の支援の輪が広がった。早ければ今月中にも遊具が設置できる見通しという。
富岡町は、福島第一原発のある大熊町の南隣。町全域が警戒区域に指定され、住民はばらばらに全国各地に避難した。
町にあった2校の小学校と2校の中学校は、西へ40キロほど離れた三春町の自動車部品の工場跡にまとまって移り、9月1日から授業を再開した。児童・生徒は計78人。管理棟や食堂の広い部屋を間仕切りして教室にしている。
しかし体育館はない。グラウンドはあるが遊具はない。ブランコ、ジャングルジム、鉄棒、すべり台、雲梯(うんてい)の5点をそろえるだけで400万円以上必要だが、予算はない。
富岡第一小の八島敬校長は1975年度の同大卒業生。富岡第二小の根本修行校長はその一年後輩。子どもたちが思い切り遊べる環境を作れないかと八島さんが思いついたのが、同大のメールマガジン「卒業生との絆ニュース」。
10月4日配信の号に、八島さんの訴えが載った。「子どもたちは不自由な生活を強いられています。将来ある子どもたちに少しでも楽しい思い出を残してやりたいと祈るばかり」と、遊具の寄付を呼びかけた。
すぐに反応があった。園芸学部の卒業生の紹介で、遊具製造会社が寄付してくれる話が進んだ。設置費用も必要だが、義援金もすでに、様々な学部を卒業した約30人から200万円ほどが集まっており、まかなえる見通しだという。
事故前は409人いた富岡一小の児童数は18人、497人だった富岡二小は24人を数えるだけ。「千葉大が、人材、組織がしっかりしていることをあらためて知りました。先のまったく見えない不安な状況が続きますが頑張ります」と根本さんは語っている。
- asahi.com / 2011年11月8日
- 2011年11月7日
- 3歳児、遊具で指先切断 千葉市の商業施設
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4日午後1時40分ごろ、千葉市稲毛区長沼町のショッピングセンター「フレスポ稲毛」の遊戯施設「ファンタジーキッズリゾート」内で、男性から「子どもが指を切った」と119番があった。
千葉北署によると、子どもは同市若葉区に住む男児(3)で、左手中指の指先が第一関節と爪の間で切断されていた。男児は搬送先の病院で治療を受けている。同署は業務上過失傷害の疑いもあるとみて事故原因を調べている。男児は母親(31)らと同遊戯施設に遊びに来ていた。
同施設を管理運営する「ファンタジーリゾート社」によると、男児は同施設内の「レインボーバス」と呼ばれる遊具の出入り口のほつれたネットに指を引っかけたとみられる。同社はネットのほつれに気付いていたが、事故などの前例がなかったため対策を取っていなかった、という。
- 千葉日報 / 2011年11月5日
- 2011年10月24日
- 学童保育の重大事故、1年間に261件 厚労省まとめ
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厚生労働省は21日までに、今年9月までの1年間に、共働き家庭などの小学生を放課後に預かる学童保育(放課後児童クラブ)で全治1カ月以上のけがをした事故が261件あったと発表した。保護者が登録した市民に子供を一時的に預かってもらうファミリー・サポート・センターでも今年6月までの約5年間で15件の事故があった。
厚労省によると、学童保育で事故があったのは35都道府県の261件。けがは骨折が215件(82%)と最も多く、打撲・ねんざ21件(8%)、歯の破折17件(7%)と続いた。東京都では昨年12月、小学3年の男児がおやつのアメリカンドッグをのどに詰まらせ死亡する事故があった。
学年別では1年生98人、2年生75人、3年生69人で学年が上がるにつれて減少した。発生場所は校庭など屋外が126件と全体の48%を占め、事故の内訳は遊具からの転倒が75件(29%)、次いで球技中の転倒が51件(20%)だった。
ファミリー・サポート・センターでも06年4~今年6月、8都道府県で計15件の重大事故が発生。内訳は骨折5件、歯の破折2件のほか、寝ていた乳児が突然ぐったりして意識不明の重体になるケースもあった。
- 日本経済新聞 / 2011年10月22日
- 2011年10月24日
- 勝山の公園 鉄棒壊れ女児重傷
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勝山市平泉寺町平泉寺の平泉寺区農村公園で今月7日、同市立荒土小4年の女児(9)が鉄棒で逆上がりをしている際に、バーが片側から外れて落下、重傷を負っていたことが分かった。鉄棒は少なくとも2年半以上前から使用が禁じられていたが、「使用禁止」と表示した板がはずれ、地面に落ちていたという。消費者庁は近く、同じような事故が起きないよう、農村公園を所管する農林水産省に再発防止策の検討を呼びかける。
公園は1989年に農水省の補助で県が整備。広場とブランコなどの遊具があり、女児は学校の遠足で訪れて遊んでいた際、高さ約1メートルのバーから落ち、胸の骨などを折った。入院はせず、快方に向かっているという。
公園を管理する地元自治会の平泉寺区によると、鉄棒は老朽化が激しく、バーを差し込む支柱上部の筒が割れており、同区は、少なくとも2009年4月以前に危険と判断、「使用禁止」と記した複数のプラスチック板をバーや支柱にひもで縛り付けていた。
区長は「鉄棒を全面撤去する方針だったが、その費用もなかった。こんな事故が起こる前にバーだけでもはずして安全にしておくべきだった」と話した。
また、女児が通っている同小でも「遠足で立ち寄るならば、事前に下見をして確認するべきだった」としている。
県は今後、事故原因を詳細に調べて消費者庁に報告するとともに、県内に136か所ある農村公園の管理者に安全の点検を指示する。
- YOMIURI ONLINE / 2011年10月22日
- 2011年10月19日
- 鉄棒落下:小1女児、12針縫うけが 学校、救急車呼ばず--取手・稲小 /茨城
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取手市稲の市立稲小学校で、1年生の女子児童(6)が高鉄棒から落下し、あごを12針縫う大けがをしていたことが17日、分かった。関係者によると、学校側はその際、救急車を呼ばずに母親(47)を学校に呼んだ上、教諭を同行させず、母親の車で市内の病院に行かせたという。保護者にとって「安全な場所」であるべき学校の危機意識が欠如した対応に、教育関係者から「常識がない」と非難の声が上がっている。
同小の事故報告書などによると、11日の昼休みに、児童3人から鉄棒で遊びたいと頼まれた非常勤男性講師(32)が、同小校庭の高鉄棒(高さ1・88メートル、幅1・6メートル)に乗せたところ、この女子児童が前回りをした後に手が離れ、うつぶせの状態で地面に落下したという。講師は女児を鉄棒に乗せた際、手で支える「ヘルプ」という動作をせず、落下後、女児を保健室に連れて行き、包帯を巻き母親に連絡。母親が駆け付けたところ、児童は保健室で寝ているのではなく、校庭の石段の上に座り、おびえていたという。
市教委によると、高鉄棒は原則として低学年の利用を禁じ、利用する際は教員の立ち会いを義務付けている。同小は市教委に事故当日は報告せず、翌日になって報告していた。
この問題で貫井徹市議(64)は17日、藤井信吾市長と忍田暢男教育長に対し、「今後このような無責任な校内事故絶滅のために、早急な対処・対策を強く求める」などとする要望書を提出した。
母親は「治療を受けたのは事故から1時間半後。救急車を呼んで誠実に対処してほしかった。二度とこうしたことがないよう望みます」と涙ながらに訴えた。校長は「初期対応に問題があった。おわびします。一日も早い完治と安全管理を徹底します」と謝罪した。
- 毎日jp / 2011年10月18日
- 2011年10月19日
- 県、安全確保で点検方法見直し 緑化センター事故で 広島
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広島市東区の県緑化センターで今月16日、橋の欄干が折れ来園者の男性(85)が転落、負傷する事故があり、湯崎英彦知事は18日、改めて事故について陳謝するとともに、安全確保のため点検方法を見直す考えを示した。
事故では、腐食した木製の橋の欄干が折れ、手をかけた男性が約3メートル下の川に転落した。県はこれまで、遊具についてはハンマーで叩くなどして調べていたが、欄干は目視のみで点検を行っていたという。
湯崎知事は「管理の不備で重大な事故となった。おわびしたい」とした上で、「点検すべきものを点検していなかったのが問題」として、チェック漏れがないか点検のあり方を見直す必要があると述べた。
- MSN産経ニュース / 2011年10月19日
- 2011年9月29日
- 遊具での事故集(動画)
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Playground Fail Compilation || Mini Compilation || TNL
海外での遊具事故の事例を集めた動画です。
- YouTube / 2011年8月24日
- 2011年9月14日
- 堺の府立児童館で遊具落下事故
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大阪府は13日、堺市南区の府立大型児童館「ビッグバン」で先月29日に重さ56キロの木製遊具が天井から落下し、10歳と8歳の男児に当たる事故があったと発表した。男児2人にけがはなかった。同館は天井からのつり下げ遊具(全11点)を取り外して調査。今後の設置の可否について検討している。
府によると、落下したのは同館4階の「おもちゃタイムカプセル」コーナーの立体パズル模型の可動部分(縦横90センチ、高さ30センチ)。本体との接続部が金属疲労で折れたとみられる。同館は毎年9月上旬に定期検査を実施し、昨年の報告書では問題は指摘されていなかった。
- 産経関西 / 2011年9月14日
- 2011年8月15日
- 「鉄棒にさび」「見通し悪い」市地域活動連絡協、公園の安全点検
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「鉄棒にさびが出ている」「外からの見通しが悪い」など、宇部市地域活動(母親クラブ)連絡協議会(青木里美会長、600人)が今年度実施した公園の安全点検で、子供とその保護者らが身近な危険を感じている場所が市内に多くあることが、12日までに分かった。
協議会が活動している市内20校区の53カ所の公園を対象に、各校区ごとに7月3日から21日にかけて、延べ536人が利用者の目線で点検を行った。
その結果、特に「問題なし」と判断できる公園は14カ所にとどまり、残る39カ所では遊具やトイレ、周辺環境のいずれかで問題点や不具合が指摘された。
遊具の問題点で目立つのは、鉄棒やジャングルジムなどのさび付きと、基礎のコンクリートがむき出しになっているというもの。ほかに、ブランコの腐食、砂場なのに砂がないという所もあった。
環境面では、夜間は暗い、ベンチが朽ちている、フェンスが劣化、樹木で死角、ごみが散乱などの指摘があった。
点検活動は、全国地域活動連絡協議会の呼び掛けで、夏休み前の7月第2日曜日から1週間を原則として全国一斉に実施。
市協議会では2003年度から取り組みを開始した。点検結果は管理者に報告し、事故の未然防止に役立てている。緊急性のあるものは、市地域の安全づくり連絡協議会を通じて市に改善を要請している。
青木会長は「活動当初と比べると、遊具や公園の安全に随分と市民の関心が高まり、明るく、ごみの少ない公園が増えてきたと感じる。しかし、協議会として推薦できる公園はまだまだ少ないのが現状」と述べ、点検活動を継続する必要性を訴えている。
市はこの点検活動とは別に、遊具のある市内328カ所(昨年度末現在)の公園を定期的に点検し、安全確保に努めている。不具合を発見したものは、使用禁止措置や修理を行っている。市公園緑地課によると、昨年度は121件の修理を行い、老朽化などで補修が困難な3件の遊具を撤去した。
- 宇部日報 / 2011年8月13日
- 2011年8月15日
- 送風機で5歳児指切断 横浜の遊具施設
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十一日午後三時四十分ごろ、横浜市都筑区中川中央二の屋内遊具施設「アメイジングワールド・ルララこうほく店」四階で、同市青葉区の幼稚園の男児(5つ)が、バルーン型の遊具(縦横約四メートル、高さ約二メートル)に空気を送り込む送風機(直径約四十センチ)が入った木箱に左手を入れ、中で回転していたファンの羽根で、人さし指の第一関節を切断する大けがを負った。
神奈川県警都筑署は、施設側の安全管理に問題がなかったか、十二日に実況見分をするなどして調べている。同署によると、木箱は遊具から二メートル離れた場所に置かれ、ホースで遊具につながっていた。男児は木箱の付近で遊んでいる最中に、木箱の隙間に左手を入れたとみられる。
男児は母親(34)と施設に来ていた。
- 東京新聞 / 2011年8月12日
- 2011年8月11日
- 愛知こどもの国、廃止検討対象 老朽化、維持に多額経費
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ミニSLなどが人気の西尾市の児童遊園「愛知こどもの国」が廃園になる可能性が出てきた。老朽化が進み、維持に多額の経費がかかるため。県が8日、廃止や縮小を検討する行政改革の対象事業として発表した。
愛知こどもの国は県政百周年を記念し、1974(昭和49)年に開園した。三河湾に近い100万平方メートルの園内には、1周1キロのミニSL「こども汽車」やゴーカートコース、ヤギやヒツジとふれ合える動物広場などがある。
県によると、園の維持費は年4億円で、乗り物や遊具を補修して使い続けている。ただ、老朽化が激しく、10年以内にほとんどを更新する必要があるが、その費用負担は難しい。ミニSLなど有料施設の年間延べ利用者は、ピーク時の86年の半分以下、30万人まで減った。
県は「廃止を視野に在り方を見直す」と位置づけ、所在地の西尾市側と近く協議を始める。
榊原康正西尾市長は「県から詳しい内容を聞いていないのでコメントしようがない」と話す一方で「行革対象となった他の施設との兼ね合いなどを見て、県と協議しながらこちらの意向を伝えたい」と話している。
県の行革対象事業は計46件で、予算額は2400億円相当。「廃止を視野」とした施設には、岡崎市の野外教育センターや岡崎総合運動場も含まれる。26日まで県のホームページで県民の意見を公募し、秋には一部事業の廃止や縮小を決める。
- 中日新聞 / 2011年8月8日
- 2011年8月11日
- 公園や広場など除染作業を開始 本宮市
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東京電力福島第一原発の事故を受け本宮市は8日、市内の公園や広場などの除染作業を開始した。
公園や公民館前の広場など88カ所の表土を除去し、線量低減を目指す。
剥がした表土、芝生は敷地内に穴を掘り埋める。
公園の遊具などは高圧洗浄機で除染する。
8月末までに作業を終える予定。
同日、市内のみずいろ公園と白沢公民館和田分館で除染作業の開始式が行われ、高松義行市長が「市民の安全のためにできる限りの作業を進める」と語った。 - 福島放送 / 2011年8月9日
- 2011年8月10日
- 緑ケ丘公園の遊具燃やされる
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帯広市緑ケ丘公園(緑ケ丘2)にある遊具が燃やされているのが8日夜、見つかった。夏休み中に起きた悪質ないたずらに関係者は強く憤っている。帯広署は器物損壊事件として捜査を始めた。
被害に遭ったのは、児童遊園のトンネル遊具内に張られたネットで、子供たちが上を歩いて遊ぶ。幅約1.2メートル、長さ約3メートルにわたってほぼすべて焼け落ち、溶けたネットが地面に貼り付いている。
遊具入り口にはシャッターがあり、午後7時ごろから翌日午前6時ごろまでは閉じられている。8日午後7時すぎ、管理会社社員がシャッターを閉めに行った際に発見、市が同署に被害届を出した。
市みどりの課によると、過去にもネットの一部が焦げていたことはあったが、今回ほど広範囲に焼かれたのは初めて。修繕のため、当面の間、使用できない。
- WEB TOKACHI / 2011年8月9日
- 2011年8月4日
- 転落:遊具破損、2女児けが ブランコ溶接部外れ--和歌山の公園 /和歌山
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和歌山市太田の南太田公園で7月29日に複合遊具のブランコの金具が破損し、2人乗りしていた小学6年生の女児2人が転落、手の指を打撲するなどの軽傷を負っていたことが分かった。
公園を管理する市公園緑地課によると、2月の点検で金具の摩耗が見つかり、市内の業者が金具を交換、溶接した。事故はブランコと上部の柱をつなぐ、この丸い金具の溶接部分が外れて起きた。
市は業者に再発防止の行政指導を行うとともに、10~11年度に行った修理50件の再点検を指示した。
- 毎日jp / 2011年8月4日
- 2011年7月15日
- 保育施設の散歩車転倒、2歳園児が指切断
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消費者庁は14日、さいたま市の保育施設で4月、園児を乗せる散歩車が転倒し、園児1人が指切断の重傷を負う事故が起きたと発表した。
同庁や市によると、4月28日、同市北区の認可外保育施設の玄関前で、保育士が4~6人乗り用の散歩車に4人目の園児を乗せようとしたところ、散歩車が転倒。散歩車に乗っていた3人のうち、2歳の男児が左手薬指の先端を切断する大けがを負った。散歩車は大きな籠に4個の車輪が付いたタイプで、園児3人が片側に寄り、バランスが崩れたという。同施設などは、散歩車メーカーの担当者とともに事故原因を調べている。
- 読売新聞 / 2011年7月15日
- 2011年7月15日
- 公園遊具の安全性確認 金沢市が定期点検開始
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金沢市の公園遊具定期点検は21日、市内各所で始まり、市の委託を受けた専門業者が遊具の劣化の有無や安全性に問題がないかを確認した。7月15日までに、市が管理する公園415カ所で808基を調べる。
初日は、遊具メーカーなどでつくる日本公園施設業協会のメンバー7人が各公園を回った。玉鉾2丁目の玉鉾公園では、協会員がブランコや滑り台の支柱などをハンマーでたたいたり、揺すったりしながら、強度に問題がないかを確かめた。
専門業者による点検は年に1回で、昨年度は点検などを受けて47基を撤去、110基を修繕した。このほか、金沢まちづくり財団が月1回点検している。
- 富山新聞 / 2011年6月21日
- 2011年7月14日
- ブランコ事故が続発 明和の3小学校
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明和町内の小学校で今月、校庭のブランコの板が落ちる事故が相次いで3件発生した。大淀小では、3年生の女児が転落して軽いけがを負った。町は再発防止に努めている。
10日午後4時ごろ、大淀小の校庭のブランコで同小3年の女児が遊んでいたところ、チェーンと板をつないでいた金具のボルトが片方外れた。板の上に立っていた女児はバランスを崩して転落し、顔を擦りむいた。
14日に上御糸小、15日に明星小でも同様の事故が起こったが遊んでいた児童にけがはなかった。両小のブランコは大淀小にあるものと同じ型だった。
事故が起こる数日前にいずれの小学校でも、町の委託で民間会社「日本運動施設サービス」(名古屋市)がブランコを含む遊具の点検をしていた。その際に異常はなかったという。
事故を受け、大淀小ではブランコの金具を、ボルトを使わない溶接のものに変えた。上御糸小と明星小では毎朝点検して使用を続けており、今後、溶接のものに変えていく。
町では遊具のある幼稚園などに注意喚起をしたほか、同社に再点検を依頼している。
- 中日新聞 / 2011年6月21日
- 2011年7月13日
- 事故防止へ松山市が公園の遊具一斉点検
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子どもたちの遊具利用が増える夏休みを前に、松山市は7日、市内の207公園の遊具を一斉点検した。
安全性確保と事故防止のため、この時期に毎年している。
同日は職員のほか、市公園管理協力連絡協議会や遊具設置業者ら約260人が市内9ブロックに分かれ、ブランコや鉄棒、滑り台など全ての遊具に危険箇所はないか確認した。
同市南高井町の杖ノ淵公園では、鉄棒の木製部分を金づちに似た器具で軽くたたき、音をチェックし、内部に腐食がないかを調べていた。市公園緑地課は「事故の防止には点検が重要。子どもたちが安全に遊べるよう定期的に確認していきたい」と話した。
- 愛媛新聞社ONLINE / 2011年7月7日
- 2011年7月12日
- 市立公園の遊具で転倒、中1男子けが/相模原
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相模原市都市整備公社は3日、指定管理者を務める市立小山公園ニュースポーツ広場(同市中央区小山)で市内在住の中学1年の男子生徒(12)が負傷した、と発表した。
同公社によると、事故は2日午後2時35分ごろ、同広場のボウルセクションで起きた。男子生徒がスケートボードでボウルセクションの滑走面を上から下へ滑走した際、滑走面の樹脂板を固定するナットが外れていたため、むき出しになったボルトにスケートボード後部の金具が引っかかり、転倒したという。
男子生徒は右側頭部を打ち、市内の病院に搬送。異常は見つからず、3日午前に退院した。
ボウルセクションは2日開場前の目視による点検では、ボルトの緩みなどの異常は発見されなかったという。事故後、同公社はボウルセクションを閉鎖、4日に専門業者による緊急点検を行う。
- カナロコ / 2011年7月3日
- 2011年6月24日
- 遊具事故:シーソーで小5けが 国の安全指針に違反--人吉 /熊本
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人吉市願成寺町の市営前田団地で先月、敷地内にあるシーソーで遊んでいた小学5年の男児(10)が、足を骨折する大けがをしていたことが分かった。市によると、シーソーは国の安全指針を満たしていなかった。
事故は5月18日午後5時ごろ発生。男児は友人2人と計3人で遊んでいた。一方に男児を含む2人が、もう一方に1人が乗っていた。1人で乗っていた友人が先に降り男児が乗っていた方が下降。男児は着地体勢を取るのに遅れたらしく、シーソー板と地面の間に左足を挟み骨折した。
国の指針では、シーソーが下に最も傾いた時、端と地面に23センチの隙間(すきま)を設けるよう定めているが、このシーソーにはなかった。市は端が地面と接触する部分にタイヤを埋めて隙間を確保していたが、これが劣化していたという。
事故を受け、市はタイヤを交換。14カ所の団地に設置している遊具を年4回見回ることを決めた。
- 毎日jp / 2011年6月16日
- 2011年3月11日
- 街路灯:危険度高い146基 県の安全点検結果 静岡
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街路灯のポールが折れ、作業員が死亡した事故を受け、県は所有施設にある街路灯や看板などの検査結果を発表した。計8454基を4段階で評価した結果、危険度が最も高い「A」は146基あった。いずれもすぐに倒れる状態ではないが、腐食の激しいものから順次撤去する。法律上、街路灯に点検義務はなく、県が県内全域で街路灯の安全性を点検したのは今回が初めて。
事故は1月21日、富士市内で起きた。男性作業員が街路灯の鉄製ポール(高さ5メートル、直径8・6センチ)に脚立を立てかけ、電球を交換していたところ、ポールが根元から折れ地面に落下。頭を強く打って死亡した。富士署によると、根元はさびていたという。
県によると、調査では、さびが著しいものを「A」▽さびがある「B」▽塗装に傷「C」▽異常なし-の4段階で評価した。
「A」にあたる146基のうち、腐食が激しい19基については周囲への立ち入りを禁止し月内に補修、撤去する。残りも4月以降、順次補修し「B」以下は年1回の定期点検の実施を検討する。
- 毎日jp / 2011年3月5日
- 2011年3月4日
- 遊具ある施設の8割、安全対策を強化 コースター事故後
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東京ドームシティアトラクションズのコースターで起きた転落死事故で、国土交通省は2日、全国の遊園地の安全対策の状況をまとめた。コースターや回転ブランコのような遊具のある全国199施設のうち8割近くが、事故後にマニュアルを見直したり、安全講習会を開いたりして安全対策を強化していた。
シートベルトや安全バーを使う遊具がある遊園地や動物園、百貨店などの対応を自治体を通じて調べた。157施設が事故後に対策を取ったと回答。37施設は冬季休業や改修工事で休園中だが、今後、対策を取ると答えた。事故前から安全確認を徹底しているため新たな対策は必要ないと答えたのは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(いずれも千葉県)、池田動物園(岡山県)、祖谷(いや)ふれあい公園(徳島県)の4施設だけだった。
東京ドームの事故では、従業員向けのマニュアルに、安全バーの確認を手で行うよう方法まで指示した記載はなかった。この点を踏まえ、同省の今回の調査では、マニュアルの記載をより詳細にする施設が目立ったという。
- asahi.com / 2011年3月2日
- 2011年3月4日
- 三田市教委:小学校や幼稚園の遊具3割を改修 来年度から 兵庫
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三田市教委は来年度から3年掛け、小学校や幼稚園にある遊具の約3分の1を、新しく取り換えたり大規模修理することを決めた。昨年度に行った定期点検で、国の新たな安全基準を満たさない遊具があったためで、市教委は「子どもたちに安心して遊んでもらえるようにしたい」としている。
滑り台やのぼり棒などの遊具は、市立小学校20校で計207台、幼稚園10園にも計80台がある。こうした遊具は日常点検のほか、市教委が3年ごとに専門業者に依頼して定期点検している。
08年度に国土交通省は遊具の安全基準を改定。この基準に照らしたところ、約90台の遊具で挟み込み危険などが指摘され、大幅な修理や新しい物への取り換えが必要となった。
市教委は11年度、例年の約3倍の計約560万円を掛けて、鉄棒や滑り台など遊具計約30台を改修する。これほど大規模な改修計画は初めてで、市教委は「これまでも老朽化した遊具の取り換えや修理をしてきた。大きな事故は起きていないが、より安全に配慮したい」としている。
- 毎日jp / 2011年3月1日
- 2011年3月4日
- 事故:ゴールポスト倒れ、小学3年男児けが 島田市、治療費など支払う 静岡
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島田市が管理するスポーツ広場で昨年末、サッカーのゴールポストが強風で倒れ、近くで遊んでいた小学3年生の男児(9)に当たる事故があったことが21日わかった。男児は右ひざに打ち身と擦り傷を負い、全治約2週間と診断された。市は今月3日、男児に治療費と見舞金約2万1000円を支払った。
市によると、男児は昨年12月31日午前11時ごろ、同市岸の「岸スポーツ広場」で友人数人と遊んでいたところ、けがをした。市は同日、事故を把握し1月4日、男児の自宅を訪ねて謝罪したという。
- 毎日jp / 2011年2月22日
- 2011年2月14日
- カーブミラー腐食し44基更新
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広島県熊野町の町道で昨年9月、カーブミラーの支柱が根元で折れ、軽乗用車のフロントガラスを直撃する事故が起きていたことが分かった。町は犬などの尿を浴び続けたのが腐食を早めたと推測。緊急点検で危険と判断したミラーなど44基を更新した。一方、専門家は「腐食には他の要因も絡む」と指摘する。
町によると事故は昨年9月25日、同町川角で発生。運転していた男性は軽傷だった。支柱は高さ2・5メートル、直径7・5センチの鉄製で、中は空洞。町が1993年ごろ設置した。
町建設課は「腐食部分に強いアンモニア臭を確認した」とし、犬のマーキングなどで尿を一方向から浴び続けたのが腐食を早めた原因と判断。大半がペットとみられ、「飼い主のモラルに期待するしかない」と弱っている。
町は町道と町管理の農道のカーブミラー、道路照明灯計約千基を目視で緊急点検。腐食とともに尿の臭いを確認した44基を1月上旬までに取り換えた。腐食防止塗装が施してあり、費用は920万円だった。
熊野町の推測に対し、広島大大学院の礒本良則准教授(化学工学)は「尿は原因の一つに挙げられるが、根元にたまったごみが保水したり、水たまりがあったりすれば腐食が早まる要因になる」と指摘している。
- 中国新聞 / 2011年2月10日
- 2011年2月14日
- 公園遊具:90基使用禁止 摩耗など老朽化、事故起きる前に 名張 三重
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名張市が管理する公園の遊具計90基が、老朽化などを理由に昨年8~10月ごろから一斉に使用禁止となっている。市民からの苦情も寄せられており、市維持管理室は「遊具の事故が全国的に多く、使用禁止にしている。3月初旬から補修を始めたい」としている。
市の公園は計164カ所にあり、点検対象の遊具を計561基設置している。禁止は08年に国土交通省の指針が改訂され、安全基準が厳しくなったことを受けたもので、大規模なケースは初めて。目立った事故は発生していないが、摩耗やサビが見られる遊具に立ち入り禁止のテープなどを付け、補修不可能な13基は撤去するなどした。大半が30年を経過しているという。
使用禁止遊具は55公園にあり、つつじが丘、桔梗が丘地区などの団地に多い。住民から「なぜ使えないのか」と苦情が寄せられていた。市は回覧板や市広報などで説明、今年度の予算で補修費用数百万円を充当するほか、新年度予算案に残額を計上し、5月までに完了したいとしている。補修は1基につき約1~20万円かかる見込み。
4、8、10歳の3児の母(42)は「危険だからというのはわかるけれど、行って遊べなくなっているとやっぱり残念。早く使えるようになってほしい」と話していた。
- 毎日jp / 2011年2月11日
- 2011年2月10日
- 小学校の遊具事故 滝川市に1700万円賠償命令 地裁
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大学生の女性(20)が小学生だった2002年5月当時、滝川市立小学校の校庭の遊具で足を骨折して後遺症が残ったとして、市を相手に約4270万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が9日、札幌地裁であった。古久保正人裁判長は市に対して計約1741万円の支払いを命じた。
市側は遊具の設置者として賠償責任は認めたが、損害額については争っていた。
判決によると、女性は小学6年だった02年5月、地中に半分埋め込まれたタイヤの遊具で遊んでいたが、タイヤの表面が摩耗し、傾いていたため、バランスを崩して落下し、左足を骨折した。左右の足の長さが約2.5センチ異なるなどの後遺症が生じた。
滝川市は「被害者の女性には心からおわびを申し上げます。判決を真摯(しんし)に受け止めて対応していきます」との談話を出した。
- asahi.com / 2011年2月10日
- 2011年2月1日
- エア遊具安全対策を要請 強風時利用などで基準 消費者庁
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バルーン製トランポリン用遊具などの「エア遊具」による事故を防ぐため、消費者庁は31日、地方自治体や遊園地、商業施設などに安全基準を守って使用するよう要請した。
エア遊具は、テント用の幕の中に空気を吹き込んで滑り台やドーム状などに成形し、子供が跳びはねて遊ぶ。同庁によると、滋賀県高島市で昨年11月に遊具が強風で浮き上がり、子供3人が転落して軽傷を負うなど、2000年以降10件の事故が発生し、約70人が負傷した。
法規制はないが、遊具メーカーでつくる「日本エア遊具安全普及協会」が▽風速10メートル以上で屋外使用を中止する▽重り、くいで固定する▽専従スタッフを1人以上置く、などを盛り込んだ安全基準を作成している。
- 時事ドットコム / 2011年1月31日
- 2011年1月31日
- 器物損壊:公園遊具を焼損 容疑の19歳少女逮捕 高知署
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高知署は29日、公園の遊具を焼損させたとして高知市内の無職の少女(19)を器物損壊容疑で逮捕した。少女は「やっていない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は、28日午後8時40分ごろ、高知市比島町2の公園で、木製の筒のアスレチック遊具(直径約1メートル、長さ約2・5メートル)を焼損させたとしている。
同署によると、1月中旬ごろから同市内の公園内トイレで、トイレットペーパーや木製の棚などが燃やされる不審火が4件発生。同署員らが警戒していた。パトロール中、公園から走り去る少女を不審に思った署員が公園内を調べ、燃えている遊具を見つけ消し止めた。
- 毎日jp / 2011年1月30日